ロールスロイスの旧車・名車の相場|シルバーシャドウ・コーニッシュの買い方

石畳に停まるクラシックな高級サルーンのアイキャッチ

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丸いヘッドライトの昔のロールス・ロイスを見かけて、『あれって今いくらで買えるんだろう』と気になった方も多いはずです。

結論から言うと、旧車の値段は年式よりも「その1台の状態と記録」で大きく変わります。だから、モデルの年代を知ったうえで、整備記録と部品の手当てができるかを先に確かめるのが失敗しない買い方です。

この記事では、名前の出てくる旧車を年代順に並べて、相場の見方と買う前の確認点をお話しします。

目次

ロールス・ロイスの旧車にはどんなモデルがある?

まずは、中古市場でよく名前が出てくるモデルを年代順に見ていきますね。

ロールス・ロイスの旧車は、会社の時代で大きく3つに分けると分かりやすいです。

時代主なモデル生産年
ロールス・ロイス社シルバーゴースト1906〜1925年
ロールス・ロイス社ファントムI〜VII:1925年〜/VI:1968〜1991年
ロールス・ロイス社シルバーレイス1946〜1959年
ロールス・ロイス社シルバードーン1949〜1955年
ロールス・ロイス社シルバークラウド1955〜1966年
ロールス・ロイス社シルバーシャドウ1965〜1980年
ロールス・ロイス社〜モーターズコーニッシュ1971〜1996年
ロールス・ロイス・モーターズカマルグ1975〜1986年
ロールス・ロイス・モーターズシルバースピリット/シルバースパー1980〜2000年
ロールス・ロイス・モーターズシルバーセラフ1998〜2002年
ロールス・ロイス・モーターズコーニッシュ(V)2000〜2002年

ロールス・ロイス社の時代は1906〜1973年、ロールス・ロイス・モーターズの時代は1973〜2003年です。

ロールス・ロイスの旧車を年代順に並べた図解

『どれが旧車で、どれが中古車なの?』と迷いますよね。

この記事では、BMW傘下になる2003年より前のモデルを「旧車」と呼んでいます。2003年以降のファントムVIIやゴースト、レイスは、中古車の選び方で別に見ていきます。

先に結論
  • 旧車は2003年より前のロールス・ロイス社・ロールス・ロイス・モーターズ時代のモデル
  • 流通が多く話題に上がりやすいのはシルバーシャドウとコーニッシュ
  • 値段は年式より、状態と整備記録で決まる

シルバーシャドウとコーニッシュはどんな車?

旧車で一番名前を聞くのが、この2台ですよね。

シルバーシャドウは1965〜1980年に作られた4ドアサルーンです。15年と長く作られたので、旧車の中では流通が比較的多いモデルなんです。

コーニッシュは1971〜1996年に作られた2ドアのクーペとコンバーチブルです。オープンで走れる旧いロールス・ロイスとして、根強い人気があります。

シルバーシャドウを選ぶ理由
  • 4ドアで後席にも人を乗せやすい
  • 生産期間が長く、流通する台数が多め
  • 旧車らしい丸目のフロントを楽しめる
コーニッシュで気をつけること
  • 2ドアで後席への乗り降りがしにくい
  • コンバーチブルは幌の状態の確認が必要
  • 生産年の幅が広く、年式で中身が違う

コーニッシュは2000〜2002年にも同じ名前のモデルがあります。年式が大きく違う別の車なので、名前だけで探さず、年式も合わせて見ておきましょう。

ほかにも、シルバークラウド(1955〜1966年)はクラシックカーらしい曲線のボディで、ヴィンテージ好きの方に人気があります。

カマルグ(1975〜1986年)は2ドアの大型クーペで、旧車の中でも見かける機会が少ないモデルです。

旧車の相場は何で決まる?

ここが一番気になるところですよね。

結論から言うと、旧車の値段は1台ごとの差が大きく、「このモデルならいくら」と言い切れません。この記事では具体的な金額は書かず、値段を左右する要素を並べます。

値段を左右する要素見るところ
年式とモデル戦前・戦後すぐの車ほど希少で、値段の幅も大きい
状態錆・塗装・内装の革や木部の傷み
整備記録どこで何を直してきたかの記録の有無
機関の調子エンジン・変速機・足回りが正しく動くか
車体の仕立てコーチビルダーの車体か、標準の車体か
書類車検の有無、輸入時の書類がそろっているか

『同じシルバーシャドウなのに、なんでこんなに値段が違うの?』と感じることがあるはずです。

実は、旧車の値段の差のほとんどは、ここに並べた状態と記録の差なんです。

「パークウォード」という名前を見かけたら、それは車体を手がけたコーチビルダーの名前です。旧いロールス・ロイスは車体を専門の工房が作ることも多く、その仕立ても値段に影響します。

「昔の値段」との違い

新車当時の値段と、いまの中古の値段は関係が薄いです。旧車は状態と希少性で値段が付くので、当時の価格を基準に考えないほうがいいですよ。

買う前に確かめておきたいこと

旧車選びは、車そのものより「買った後に面倒を見られるか」が大事なんです。

例えば販売店では、こんなやり取りをしておくと安心です。

「これまでの整備記録は残っていますか?」

「記録簿と、交換した部品の明細がありますので一緒にお渡しします」

旧車を買う前のチェック
  • 整備記録簿と、これまでの修理の明細があるか
  • 車体の下回りやドアの下に錆がないか
  • エンジンが冷えた状態からきちんとかかるか
  • 足回りと車高の調整機構が正しく動くか
  • 電装品(ライト・窓・エアコン)が動くか
  • 近くに旧いロールス・ロイスを整備できる工場があるか

特に最後の項目が大事です。旧いロールス・ロイスは、扱いに慣れた整備工場が限られます。

『買った後のことまで考えてなかった』という方も多いはずです。購入前に、整備を頼める工場を探しておくだけでも安心感がかなり違います。

よくある失敗

見た目のきれいさだけで選び、機関の整備が後回しになっている車を買ってしまうことです。外装より、エンジンと足回りの記録を先に見ておきましょう。

故障しやすいところや修理費の考え方は、ロールス・ロイスの故障と修理費も参考になります。

現行モデルと旧車、どちらを選ぶ?

『旧車にするか、新しい年式にするか迷っている』という方もいるはずです。

どちらが良いというより、何を楽しみたいかで選ぶのが自然です。

比べるところ旧車(2003年より前)現行モデル
楽しみ方時代のデザインと手間を楽しむ快適さと最新装備を楽しむ
購入先中古車販売店・専門店正規販売店(新車・認定中古車)
整備対応できる工場を自分で探す正規販売店で受けられる
新車価格の目安新車では買えない3,875万円〜(ゴースト シリーズII)

現行モデルの価格はメディア掲載の発表時価格(消費税込・車両本体)です。

旧車は、毎日の足というより、休日に乗る趣味の車として持つ方が多いです。

一方で、ロールス・ロイスらしい乗り心地を毎日味わいたいなら、現行モデルや比較的新しい中古のほうが安心して乗れますよ。

旧車を持つと維持費はどう変わる?

旧車ならではの出費もあります。

まず税金です。初度登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税と重量税が重くなる仕組みがあります。

旧いロールス・ロイスは排気量が大きいモデルが多いので、税金は軽くありません。実際の金額は、納税通知書や見積もりで確かめるのが確実です。

費用旧車で気をつけたいこと
自動車税・重量税登録から13年を超えると重くなる
部品代手配に時間がかかり、海外から取り寄せることもある
整備費対応できる工場が限られ、遠方になることもある
保管屋根付きの車庫があると傷みを抑えやすい
保険車両保険の条件が新しい車と違うことがある
旧車を持つ時に増えやすい費用の図解

『現行モデルの維持費と比べるとどうなの?』と気になった方は、ロールス・ロイスの維持費の内訳で現行モデルの税金と費用を見てみてください。

旧車は年数が経つほど手間がかかりますが、その手間を楽しめる方には代わりのない魅力があります。

「昔の値段」はいくらだった?

『昔のロールス・ロイスって、新車の時はいくらだったの?』という疑問もよく聞きます。

当時の新車価格は、時代と為替、輸入の形で大きく違うので、この記事では金額を書いていません。

ここで知っておきたいのは、当時の値段といまの中古の値段はほとんど関係がないということです。

例えばこんなやり取りもあります。

「新車の時は高かった車なのに、意外と手が届く値段のものもあるんですね」

「値段が低めの車は、これから整備にお金がかかる状態のこともあるので、記録をよく見てくださいね」

値段の安さだけで選ばず、買った後にかかる整備費まで足して考えておきましょう。

逆に、値段が高めでも整備記録がそろっていて、主な部品が交換済みの車なら、買った後の出費を抑えやすいこともあります。購入価格と整備費を足した「持つまでの総額」で比べるのがおすすめです。

どこで探す?旧車の探し方

旧車の探し方は、大きく分けて3つあります。

旧車を探す順番
  1. 中古車情報サイトでモデル名と年式を条件に絞り、値段の幅をつかむ
  2. 気になる車が見つかったら、整備記録と現車の状態を確かめに行く
  3. 旧いロールス・ロイスに強い整備工場で、購入前の点検を頼む

まずは、いま出ている車の値段の幅を知るところから始めるのがおすすめです。

モデル名と年式で絞り込むと、同じモデルでも状態でどれだけ値段が違うかが分かります。

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値段の幅が見えてきたら、記録のしっかりした車を候補に残していきましょう。

正規販売店の認定中古車「プロビナンス」は、比較的新しい年式が中心です。旧車を探す時は、クラシックカーに強い専門店や整備工場とのつながりがある販売店を選ぶと安心です。

ブランドの成り立ちから知りたい方はロールス・ロイスはどこの国の車か、各世代の見分け方は歴代モデル一覧で詳しく見ています。

現行モデルとの価格差も見たい方は、ロールス・ロイスの値引き相場から読んでみてください。

よくある質問

ロールスロイスの旧車はいくらで買えますか?

旧車は1台ごとの状態と整備記録で値段が大きく違うため、一つの金額では言えません。中古車情報サイトでモデル名と年式を絞り、値段の幅をつかんでから現車を見るのがおすすめです。

シルバーシャドウは何年まで作られていましたか?

シルバーシャドウは1965〜1980年に作られました。生産期間が長いので、旧車の中では流通が比較的多いモデルです。

コーニッシュはどんな車ですか?

1971〜1996年に作られた2ドアのクーペとコンバーチブルです。2000〜2002年にも同じ名前のモデルがあるので、年式も合わせて確かめておきましょう。

旧車は税金が高くなりますか?

初度登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税と重量税が重くなる仕組みがあります。金額は登録年で変わるので、納税通知書や見積もりで確かめるのが確実です。

旧車のロールスロイスはどこで整備できますか?

旧いロールス・ロイスの扱いに慣れた整備工場は限られます。購入前に、近くで整備を頼める工場があるかを探しておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 旧車は2003年より前のロールス・ロイス社・ロールス・ロイス・モーターズ時代のモデル
  • シルバーシャドウは1965〜1980年、コーニッシュは1971〜1996年
  • 値段は年式より状態と整備記録で決まる
  • 買う前に整備記録と、整備を頼める工場を確かめる
  • 登録から13年を超えると税金が重くなる
ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

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