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英国の最高級車を考え始めると、『ロールスロイスとベントレーって、結局何が違うの?』と迷いますよね。
結論から言うと、ロールスロイスは後席でくつろぐための車、ベントレーは自分で運転して楽しむ車、という性格の違いが一番大きいです。
この記事では、2つのブランドの関係から価格・乗り味・オーナー像まで、選ぶ時に知っておきたい違いが分かります。
ロールスロイスとベントレーはどんな関係?
2つのブランドがよく一緒に語られるのには、ちゃんと理由があるんです。
実は、1931年から1998年まで、ロールスロイスとベントレーは同じ会社でした。
- 1906年: ロールスロイス社が設立される
- 1931年: ロールスロイスがベントレーを買収し、同じ会社になる
- 1998年: 親会社が自動車部門を売却。工場とベントレーはフォルクスワーゲン、ロールスロイスの名前とロゴの権利はBMWへ
- 2003年1月: ロールスロイスはBMW傘下で英国グッドウッド、ベントレーはフォルクスワーゲン傘下で英国クルーと、完全に別の会社に
同じ会社だった時代は、車台を共有するモデルも多くありました。
そのため、古い年式の車を見ると「顔が違うだけでよく似ている」と感じることもあります。

『今もグループ会社なの?』と聞かれることがありますが、今は別々のグループです。
ロールスロイスはBMWグループ、ベントレーはフォルクスワーゲングループに属しています。
なお、航空機エンジンの「ロールス・ロイス plc」も、車のロールス・ロイスとは別の会社です。
ブランドの成り立ちは ロールス・ロイスはどこの国のメーカー? で詳しく見ています。
今のラインアップを並べて比べる
まずは、今どんな車があるかを並べてみますね。
| 種類 | ロールスロイス | ベントレー |
|---|---|---|
| 4ドアサルーン | ゴースト、ファントム | フライングスパー |
| SUV | カリナン | ベンテイガ |
| 2ドア | スペクター(電気自動車) | コンチネンタルGT |
| 親会社 | BMWグループ | フォルクスワーゲングループ |
| 本社・工場 | 英国グッドウッド | 英国クルー |
こうして見ると、ボディの種類はほぼ同じ顔ぶれがそろっていますよね。
だからこそ、サルーン同士、SUV同士で比べて迷う方が多いんです。
例えば、カリナンとベンテイガ、ゴーストとフライングスパーは、よく比べられる組み合わせです。
- 後席に人を乗せる、運転手に任せるならロールスロイス
- 自分でハンドルを握る時間が長いならベントレー
- 内外装を一から仕立てたいならロールスロイスのビスポークが強み
ロールスロイスのモデルごとの違いは ロールスロイスのおすすめはどれ? で詳しく見ています。
価格はどれくらい違う?
ロールスロイスの新車は、ビスポークを除いて約3,900万〜7,000万円です。
| ロールスロイスのモデル | 日本価格(車両本体・消費税込) |
|---|---|
| ゴースト シリーズII | 3,875万円〜 |
| カリナン シリーズII | 4,645万円〜 |
| スペクター | 4,800万円〜 |
| ファントム シリーズII | 6,050万円〜 |
| ファントム・エクステンデッド シリーズII | 7,007万円〜 |
価格は2026年10月時点で確認できたメディア掲載の発表時価格です。
『ベントレーのほうが安いって聞くけど、本当?』と気になる方もいるはずです。
この記事では、ベントレーの価格は仕様や改定時期で変わるため、金額を載せていません。
ただ、比べ方のコツはお伝えできます。
車両本体の「〜万円から」だけで比べてしまうこと。どちらのブランドもオプションで総額が大きく変わるので、同じ仕様に近づけた見積もりで比べないと、正しい差が分かりません。
ロールスロイスは、ビスポーク(特注)で数百万〜数千万円単位で上がることもあります。
例えば、ボディカラーや内装の素材を特別なものにすると、それだけで最初の価格から大きく離れることも。
ビスポークの考え方は ロールス・ロイスのビスポークはいくら? で詳しく見ています。
乗り味の違いは「後席」と「運転席」
ロールスロイスとベントレーの違いを一言で言うなら、どの席が主役かです。
ロールスロイスの乗り心地は、よく「魔法の絨毯」と表現されます。
路面の凸凹を感じさせず、静かに滑るように進む感覚を大事にしているんです。
- 静かさと柔らかさを優先
- 後席でくつろぐことを一番に考えた作り
- 加速も音を立てずに力強い
- 運転する楽しさを優先する方向
- スポーティなモデル展開が多い
- ドライバーが主役になりやすい
ロールスロイスのエンジン車は、全車6.75LのV12ツインターボです。
標準の出力は571PS、トルクは850Nm(ファントムは900Nm)あります。
これだけ力があっても、音や振動をできるだけ抑えるように作られているのが特徴です。
『でも、ロールスロイスは走りがおとなしいんでしょ?』と思う方もいますよね。
実は、走りの数字だけを見ると、かなり力強い車なんです。
| ロールスロイスのモデル | 出力・トルク | 0-100km/h加速 |
|---|---|---|
| カリナン シリーズII | 571PS/850Nm | 5.3秒 |
| ブラック・バッジ ゴースト シリーズII | 600PS/900Nm | 非掲載 |
| スペクター | 584PS/900Nm | 4.5秒 |
| ブラック・バッジ スペクター | 659PS/1,075Nm | 4.3秒 |
ブラック・バッジは、黒を基調にした見た目と、出力を高めた走りが特徴の派生モデルです。
ロールスロイスで運転の楽しさも求めるなら、このブラック・バッジがベントレーと比べる時の候補になります。
ブラック・バッジの詳しい違いは ブラック・バッジとは で見ています。
例えば、普段は後席に人を乗せるけれど、休日は自分でワインディングを走りたい、という方には合いやすいモデルです。
一方でベントレーは、自分で運転して気持ちいい走りを楽しむ方向の車が多いとよく言われます。
ロールスロイスがなぜここまで静かなのかは、ロールス・ロイスはなぜ高い? で詳しく見ています。
どんな人が選んでいる?オーナー像の違い
『自分にはどっちが似合うんだろう』と考える方も多いですよね。
ここでは、どんな使い方の人がどちらを選びやすいかを並べてみます。

| 使い方 | 選ばれやすいブランド |
|---|---|
| 運転手付きで後席に座る | ロールスロイス(特にファントム) |
| 平日は自分で運転、週末は家族を乗せる | どちらも候補(ゴーストとフライングスパーなど) |
| 長距離を自分で運転して楽しむ | ベントレーを選ぶ方が多い |
| 内外装を自分好みに一から仕立てたい | ロールスロイス |
| 2ドアで静かな電気自動車に乗りたい | ロールスロイス(スペクター) |
もちろん、これは目安です。
ロールスロイスにも、ゴーストやカリナンのように自分で運転する人を意識したモデルがあります。
どちらのオーナーにも共通しているのは、車に「移動の時間を気持ちよく過ごす」ことを求めている点でしょう。
販売店では、こんなふうに使い方を伝えてみると、合うモデルを提案してもらいやすいですよ。
「平日は自分で運転して、月に何回か取引先を後ろに乗せます。どのモデルが合いますか?」
「その使い方でしたら、ゴーストを中心に見ていただくのがよいかと思います。」
- 後席に座る時間と、運転する時間のどちらが長いか
- 乗せる人は家族か、取引先か
- 内外装をどこまで自分好みにしたいか
- 電気自動車も選択肢に入れるか
乗っている人のイメージや年収の目安は、ロールス・ロイスに乗ってる人のイメージと年収 で見ています。
維持費と売る時の違いも考えておく
買う時の値段だけでなく、持っている間と手放す時のことも考えておきたいですよね。
ロールスロイスの自動車税は、エンジン車で年110,000円、電気自動車のスペクターで年25,000円です。
| ロールスロイスのモデル | 自動車税(年額・2019年10月以降登録) |
|---|---|
| ゴースト/カリナン/ファントム | 110,000円 |
| スペクター | 25,000円 |
2019年9月以前に登録した車は、エンジン車で年111,000円になります。
ベントレーの税額はモデルの排気量で変わるので、車検証や見積書で確かめてみてください。
もう一つ知っておきたいのが、ロールスロイスは国内のカタログに燃費の数値が載っていないことです。
ガソリン代の目安を知りたい時は、販売店に普段の使い方を伝えて聞いてみるのがおすすめです。
タイヤや点検の費用まで含めた年間の目安は、ロールス・ロイスの維持費は年間いくら? で見ています。
売る時の値段は、モデルや年式、色、走行距離で大きく変わります。
どちらのブランドも、ここでは具体的な額を断定できません。
ロールスロイスのモデルや色による売値の違いは、ロールス・ロイスのリセールバリュー で見ています。
迷ったら同じ条件の見積もりで比べる
ここまで読んで、どちらにするかの方向が見えてきた方も多いはずです。
最後は、近い仕様で見積もりを取り、総額と納期を並べるのが確かな決め方です。
- 比べるモデルを決める(ゴーストとフライングスパー、カリナンとベンテイガなど)
- ボディカラーと内装をなるべく同じ条件にする
- 税金と登録費用を含めた総額で比べる
- 納期と保証の内容も聞いておく
ロールス・ロイス買いたいドットコム
ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きがどれくらい期待できるかは、モデルと時期で変わるので断定はできません。
交渉の順番は ロールス・ロイスの値引き相場と限界額 で見ています。
ほかのライバルとの違いは ロールスロイスとライバル比較、マイバッハとの違いは ロールス・ロイスとメルセデス・マイバッハはどっち? もあわせてどうぞ。
よくある質問
ロールスロイスとベントレーは同じ会社ですか?
今は別の会社です。1931年から1998年までは同じ会社でしたが、2003年1月からロールスロイスはBMWグループ、ベントレーはフォルクスワーゲングループで作られています。
ロールスロイスとベントレーの一番の違いは何ですか?
どの席が主役かです。ロールスロイスは後席でくつろぐことを、ベントレーは自分で運転する楽しさを大事にしたモデルが多いです。
ロールスロイスとベントレーはどちらが高いですか?
仕様で総額が大きく変わるので、一概には言えません。ロールスロイスは現行で3,875万円〜7,007万円〜(車両本体)です。同じ仕様に近づけた見積もりで比べてみてください。
ロールスロイスとベントレーで似ているモデルはどれですか?
サルーンならゴーストとフライングスパー、SUVならカリナンとベンテイガがよく比べられます。
航空機エンジンのロールス・ロイスと同じ会社ですか?
違います。航空機エンジンの「ロールス・ロイス plc」と、車の「ロールス・ロイス・モーター・カーズ」は別の会社です。
まとめ
- ロールスロイスとベントレーは1931〜1998年まで同じ会社だった
- 今はロールスロイスがBMWグループ、ベントレーがフォルクスワーゲングループ
- 後席でくつろぐならロールスロイス、自分で運転して楽しむならベントレーが合いやすい
- ロールスロイスの新車は約3,900万〜7,000万円で、ビスポークで上がる
- 迷ったら同じ条件の見積もりで、総額と納期を並べて比べる





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