ロールスロイスとマイバッハはどっち?価格と後席の違い

高級サルーンの後席ドアが開いたアイキャッチ

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運転手付きで乗る車を探していると、『ロールスロイスとマイバッハ、どっちがいいんだろう』と悩みますよね。

結論から言うと、存在感と特注の自由さを求めるならロールスロイス、装備の充実と扱いやすさを求めるならマイバッハが合いやすいです。

この記事では、価格の見方と後席の違いを中心に、どちらが自分の使い方に合うかが分かります。

目次

ロールスロイスとマイバッハはどう違う?

どちらも後席に人を乗せるための最高級車ですが、成り立ちがまったく違います。

比べる点ロールスロイスメルセデス・マイバッハ
ブランドの立ち位置ブランドそのものが最高級車専業メルセデス・ベンツの最上級ライン
親会社BMWグループメルセデス・ベンツ
本社・工場英国グッドウッドドイツ
主なモデルゴースト、ファントム、カリナン、スペクターSクラス、GLS、EQS SUV
車の骨格ロールスロイス専用のアルミ骨格メルセデスのモデルをもとにした上級版

ロールスロイスは、ファントムVIII以降「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」という専用のアルミ骨格で作られています。

同じBMWグループでも、BMWの車とは別の骨格なんです。

一方で、マイバッハは、メルセデス・ベンツのSクラスやGLSをもとに、後席や装備を一段上に仕立てたモデルです。

ロールスロイスとマイバッハの成り立ちの違いを比べた図解
先に結論
  • 誰が見ても分かる存在感と、一から仕立てる楽しさを求めるならロールスロイス
  • メルセデスの安心感と装備のバランスを求めるならマイバッハ
  • 後席の広さで選ぶなら、ロールスロイスはファントムかゴースト・エクステンデッドが軸

『メルセデスの上級版なら、ロールスロイスと同じくらいなの?』と思う方もいますよね。

ロールスロイスの存在感を支えているのが、ボンネットの女神像「スピリット・オブ・エクスタシー」と、神殿をイメージした「パンテオン・グリル」です。

女神像は今は自動格納式で、施錠などに合わせてボンネットの中へ収まります。

遠くから見てもひと目で分かる顔つきは、マイバッハとの分かりやすい違いの一つでしょう。

価格帯の考え方は、次の章で見ていきます。

価格はどれくらい違う?

まずは、ロールスロイスの現行モデルの日本価格を並べますね。

ロールスロイスのモデル日本価格(車両本体・消費税込)ボディ
ゴースト シリーズII3,875万円〜4ドアサルーン
ゴースト・エクステンデッド シリーズII4,480万円〜4ドアサルーン(後席延長)
カリナン シリーズII4,645万円〜5ドアSUV
スペクター4,800万円〜2ドアEVクーペ
ファントム シリーズII6,050万円〜4ドアサルーン
ファントム・エクステンデッド シリーズII7,007万円〜4ドアサルーン(後席延長)

価格は2026年10月時点で確認できたメディア掲載の発表時価格です。

ロールスロイスの後席重視モデルの価格とホイールベースを並べた図解

マイバッハの価格は、モデルや仕様、改定の時期で変わります。

この記事では確かめきれた数字だけを使うため、マイバッハの金額は載せていません。

よくある失敗

「〜万円から」の数字だけで比べてしまうこと。ロールスロイスはビスポーク(特注)で数百万〜数千万円単位で上がることもあります。同じような装備にそろえた見積もりで比べないと、本当の差は分かりません。

例えば、後席の装備をそろえるだけでも、どちらも最初の価格から大きく動くことがあります。

ロールスロイスの価格の詳しい内訳は ロールス・ロイスの新車価格一覧 で見ています。

後席の広さと過ごし方で比べる

運転手付きで乗るなら、一番大事なのは後席ですよね。

ロールスロイスの後席の広さは、ホイールベース(前輪と後輪の間の長さ)で見ると分かりやすいです。

ロールスロイスのモデル全長ホイールベース
ゴースト シリーズII5,545mm3,295mm
ゴースト・エクステンデッド シリーズII5,715mm3,465mm(標準より170mm長い)
ファントム シリーズII5,770mm3,552mm
ファントム・エクステンデッド シリーズII5,990mm標準より220mm長い

ファントム・エクステンデッドは、現行のロールスロイスで一番後席が広いモデルです。

『そこまで広くなくても、ゆったり座れれば十分』という方には、ゴースト・エクステンデッドがちょうどいい選択になります。

ロールスロイスの後席
  • 静かさと乗り心地を一番に考えた作り
  • 天井に星空を描くスターライト・ヘッドライナーなどビスポークが豊富
  • 観音開きのドアで乗り降りの所作が美しい
比べる時に気をつけたい点
  • 全長が長く、駐車場を選ぶ
  • 仕立てるほど総額が上がる
  • 装備の内容はモデルと注文内容で大きく変わる

マイバッハの後席装備は、モデルと年式で変わるので、カタログか販売店で確かめてみてください。

実際に座ってみるのが一番分かりやすいので、試乗や展示車では後席にも座ってみるのがおすすめです。

後席で選ぶビスポークの例

ロールスロイスで後席を仕立てる時に、よく話題になる装備があります。

一番有名なのは、天井に光ファイバーで星空を描く「スターライト・ヘッドライナー」です。

報道では1,340本以上の光ファイバーを手作業で配置するとされていて、夜の後席の雰囲気ががらりと変わります。

ただ、これはオプション扱いで、価格は注文内容で変わります。

ほかにも、シートの革の色やステッチ、木目パネルの種類まで、後席に座る人の好みに合わせて選べます。

『どこまで仕立てるか』で総額が大きく動くので、見積もりの段階で優先順位を決めておくと安心ですよ。

天井の星空について詳しくは スターライト ヘッドライナーとは、後席の装備や素材の違いは ロールス・ロイスの内装を解説 で見ています。

自分で運転する時間もあるならどっち?

運転手付きだけでなく、自分でハンドルを握る日もある方も多いはずです。

ロールスロイスのエンジン車は、全車6.75LのV12ツインターボで、8速ATです。

ロールスロイスのモデル出力・トルク駆動
ゴースト シリーズII571PS/850Nm4WD
カリナン シリーズII571PS/850Nm4WD
ファントム シリーズII571PS/900NmFR(後輪駆動)

自分でも運転するなら、4WDで全長も少し短いゴーストが扱いやすい選択です。

反対に、ファントムは後輪駆動で、後席に座る人のための車と考えたほうがしっくりきます。

例えば、平日は運転手に任せ、週末は自分で家族を乗せて出かける、という方ならゴーストが合いやすいでしょう。

運転する時間がある方のチェック
  • 自分で運転する日が週に何日あるか
  • 自宅や会社の駐車場に全長5.5〜6m級が入るか
  • 雪道を走ることがあるか(ファントムは後輪駆動)
  • 後席の広さをどこまで求めるか

ゴーストの選び方は ゴーストの価格と選び方 で詳しく見ています。

SUVや電気自動車で比べるなら

マイバッハにはGLSやEQS SUVといったSUVもあり、ロールスロイスのカリナンやスペクターと比べる方もいます。

『SUVでも後席の快適さは変わらないの?』と気になりますよね。

ロールスロイスのモデル特徴自動車税(年額)
カリナン シリーズII5ドアSUV・全高1,835mm・5人乗り・4WD110,000円
スペクター2ドア4人乗りの電気自動車・航続距離530km(WLTP)25,000円

カリナンは背が高いぶん、乗り降りしやすく視界も広い作りです。

スペクターは2ドアなので、後席に人を乗せることが多いならカリナンかサルーンのほうが向いています。

自動車税は、エンジン車が年110,000円(2019年9月以前登録は111,000円)、スペクターは年25,000円です。

スペクター シリーズIIについて

2026年6月に本国でスペクター シリーズIIが発表され、航続距離は最大628km(WLTP)になりました。日本での価格と導入時期はまだ発表されていません。

ガソリン車を選ぶ場合は、燃費も気になるところですよね。

ロールスロイスは国内のカタログに燃費の数値を載せていないので、普段の使い方を伝えて販売店で目安を聞いてみてください。

税金やタイヤ、点検まで含めた年間の目安は、ロールス・ロイスの維持費は年間いくら? で見ています。

カリナンの詳しい中身は カリナンの価格とモデルの違い で見ています。

迷ったら後席に座って、見積もりを並べる

ここまで読んで、どちらにするかの方向が見えてきた方も多いはずです。

最後は、実際に後席に座ってみて、同じ条件の見積もりを並べるのが確かな決め方です。

決め方の手順
  1. 後席に座る時間と運転する時間の割合を決める
  2. 候補をロールスロイス1台、マイバッハ1台に絞る
  3. 展示車や試乗で後席に座ってみる
  4. 装備をそろえた見積もりを取り、総額と納期を並べる

販売店では、こんなふうに伝えてみると話が進みやすいですよ。

「後席に乗ることがほとんどです。マイバッハとも比べているので、後席の装備をそろえた見積もりをお願いできますか?」

「承知しました。後席まわりのオプションを含めた総額でお出ししますね。」

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きがどれくらいあるかは、モデルと時期で変わるので断定はできません。

交渉の順番は ロールス・ロイスの値引き相場と限界額 で見ています。

ほかのライバルとの違いは ロールスロイスとライバル比較、ベントレーとの違いは ロールス・ロイスとベントレーの違い もあわせてどうぞ。

よくある質問

ロールスロイスとマイバッハはどちらが格上ですか?

使い方と好みで変わります。ロールスロイスは最高級車だけを作るブランドで、特注の自由さが強みです。マイバッハはメルセデス・ベンツの最上級ラインで、装備と扱いやすさのバランスが特徴です。

ロールスロイスとマイバッハの価格差はどれくらいですか?

仕様で総額が大きく変わるため、一概には言えません。ロールスロイスは現行で3,875万円〜7,007万円〜(車両本体・消費税込)です。装備をそろえた見積もりで比べてみてください。

後席が一番広いロールスロイスはどれですか?

ファントム・エクステンデッドです。ホイールベースは標準のファントムより220mm長く、全長は5,990mmあります。

自分でも運転するならどちらが向いていますか?

ロールスロイスなら4WDのゴーストが扱いやすい選択です。ファントムは後輪駆動で、後席に座る人のための車と考えるのがおすすめです。

マイバッハのSUVと比べるならどのロールスロイスですか?

5ドアSUVのカリナンが比べる相手になります。日本価格は4,645万円〜で、全高1,835mmの背の高い作りです。

まとめ

この記事の要点
  • ロールスロイスは最高級車専業、マイバッハはメルセデス・ベンツの最上級ライン
  • ロールスロイスの新車は約3,900万〜7,000万円で、ビスポークで上がる
  • 後席の広さならファントム・エクステンデッドが一番、ほどよい広さならゴースト・エクステンデッド
  • 自分でも運転するなら4WDのゴーストが扱いやすい
  • 最後は後席に座ってみて、装備をそろえた見積もりで比べる
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ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

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