ロールス・ロイスの内装を解説|モデル別の質感と後席の違い

明るい革シートと木目パネルの高級車の後席

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『ロールス・ロイスの内装って、モデルでそんなに違うの?』と気になっている方も多いはずです。どれも高級なのは分かっていても、何が違うのかは写真だけだと分かりにくいですよね。

結論から言うと、内装の違いは「誰がどこに座るか」で考えると一番分かりやすいです。後席に乗るならファントムやエクステンデッド、自分で運転するならゴーストやカリナン、2人で楽しむならスペクターが中心になります。

この記事を読めば、モデルごとの内装の性格と、価格差がどこに出ているのかがつかめます。

目次

ロールス・ロイスの内装はモデルでどう違う?一覧で比べる

まずは現行モデルの内装を、価格と乗車定員、座る人の目線で並べてみます。価格は日本発表時のメディア掲載値(車両本体・消費税込)です。

モデル車両本体価格乗車定員内装の性格主に座る人
ゴースト シリーズII3,875万円〜5人が基本落ち着いた上質さ自分で運転する人
ゴースト・エクステンデッド4,480万円〜5人が基本後席の足元にゆとり後席に乗る人
カリナン シリーズII4,645万円〜5人SUVらしい見晴らし家族・自分で運転
スペクター4,800万円〜4人2ドアのパーソナル空間運転を楽しむ2人
ファントム シリーズII6,050万円〜5人最上級の応接間後席の主役
ファントム・エクステンデッド7,007万円〜5人が基本さらに広い後席後席の主役

後席を2人掛けの独立シートにすると、乗車定員が変わる場合があります。実際の定員は注文した仕様の車検証で確かめるのが確実です。

内装選びの結論
  • 運転するならゴーストかカリナン、後席ならファントムかエクステンデッド
  • 2ドアで2人中心ならスペクター
  • 黒基調でスポーティにしたいならブラック・バッジ
ロールス・ロイスのモデル別の内装の性格の図解

後ろの席はどれだけ広い?後席で選ぶならここを見る

後ろの席がどれくらい広いのか、乗り心地はどうなのか、気になっている方も多いはずです。ロールス・ロイスは、後席に人を乗せることを大事にしてきたブランドなんです。

後席の広さに一番効くのは、ホイールベース(前後の車輪の間の長さ)です。

モデルホイールベース全長
スペクター3,210mm約5.5m
カリナン シリーズII3,295mm5,355mm
ゴースト シリーズII3,295mm5,545mm
ゴースト・エクステンデッド3,465mm5,715mm
ファントム シリーズII3,552mm5,770mm
ファントム・エクステンデッド標準より220mm長い5,990mm

ゴースト・エクステンデッドは標準より170mm、ファントム・エクステンデッドは標準より220mm、ホイールベースが長くなっています。その分が、ほぼそのまま後席の足元のゆとりになります。

『運転手付きで乗るなら、どれが正解?』と迷う方には、ファントムかゴースト・エクステンデッドが候補になります。価格差は1,500万円以上あるので、どこまでの広さが必要かで考えてみてください。

観音開きのドアは乗り降りがラク

ロールス・ロイスのドアで有名なのが、後ろのドアが車の後ろ側を軸に開く「コーチドア」です。前後のドアが観音開きのように開きます。

後席に乗る人が、体をひねらずにまっすぐ乗り降りできるのが良いところです。式典やホテルの車寄せで、ドアが大きく開く姿は印象に残りますよね!

スペクターは2ドアですが、こちらもドアが後ろ側を軸に開く作りです。大きなドアなので、狭い駐車場では開け閉めのスペースに気をつけておきたいところです。

ドアの開閉は電動で手伝ってくれる仕組みもあり、重いドアでも力を入れずに閉められます。実車で一度試してみると、その滑らかさに驚くかもしれません。

運転席とメーターはどんな作り?

運転席まわりで気になるのがメーターです。エンジン車のメーターには、一般的な回転計の代わりに、エンジンの余力を示す「パワーリザーブ」の表示が使われてきました。

「あとどれだけ力を出せるか」を見せる考え方で、エンジン回転を上げて走る車ではない、というロールス・ロイスらしさが出ている部分です。

運転席で見ておきたいところ
  • メーターの表示がアナログ風かデジタル寄りか
  • 中央画面の操作のしやすさ
  • シート位置からボンネットの先が見えるか
  • 夜間の照明の明るさと色

カリナン シリーズIIでは、ダッシュボードにガラスのパネルが使われ、新しいOS「SPIRIT」が採用されました。運転席から見た景色は、シリーズIより現代的になっています。

例えばこんな会話になることもあります。

「メーターに回転計が無いのは不便じゃない?」
「静かに余裕をもって走る車だから、余力が分かるほうが合っているんだよ」

ブラック・バッジの内装はどう違う?

ブラック・バッジは、黒を基調にした高出力の派生モデルです。内装も、通常モデルより暗めの色や引き締まった素材感で仕立てられます。

通常モデルの内装
  • 明るい革や木目で、応接間のような華やかさ
  • 後席の人をもてなす雰囲気が出やすい
ブラック・バッジの内装
  • 黒基調で、好みがはっきり分かれる
  • 華やかさより、スポーティな印象が前に出る

価格で見ると、ゴーストのブラック・バッジは4,645万円から、カリナンのブラック・バッジは5,415万円からです。通常モデルより、ゴーストで770万円、カリナンで770万円高くなります。

『内装の雰囲気だけでこの差?』と思うかもしれません。ただ、ブラック・バッジはエンジン出力も高められているので、内装だけの価格差ではないんです。

違いの全体はブラック・バッジとは|通常モデルとの違いと価格差で詳しく比べています。

天井の星やビスポークで内装はどこまで変えられる?

ロールス・ロイスの内装は、ほとんどがビスポーク(特注)で仕立てられます。革の色、ステッチ、木目、刺繍など、組み合わせはかなり自由です。

その中でも人気なのが、天井に星空を描く「スターライト・ヘッドライナー」です。1,340本以上の光ファイバーを手作業で配置すると報じられています。

内装の仕様を決める順番
  1. 誰がどの席に座るかを決める
  2. 革とステッチの色を決める
  3. 木目やパネルの素材を選ぶ
  4. 天井の星などの特別な装備を足すか考える
  5. 見積もりで装備ごとの金額を確かめる

天井の星の仕組みと選び方は、ロールスロイスの天井の星「スターライト・ヘッドライナー」で詳しく紹介しています。

内装の色は売る時にも影響する

明るすぎる革や個性の強い色の組み合わせは、売る時に好みが分かれることがあります。長く乗らないかもしれない方は、少し落ち着いた組み合わせも検討しておきましょう。

ビスポークで総額がどう変わるかは、ロールス・ロイスのビスポーク(オプション)はいくら?でまとめています。

後ろ姿と荷室まわりも内装選びの一部

内装を考える時、意外と見落としがちなのが後ろ側です。荷室の使い方や、後ろから見た時の印象も、乗り始めると気になってきます。

ゴースト シリーズIIでは、リアコンビランプが縦に光るデザインになりました。後ろ姿の印象が、改良前より引き締まって見えます。

カリナンは5ドアのSUVなので、荷室に荷物を積みやすいのが良いところです。ゴルフや旅行など、荷物の多い使い方ならカリナンが候補に入ってきます。

使い方向いているモデル理由
運転手付きで後席に乗るファントム、ゴースト・エクステンデッド後席の足元が広い
自分で運転し、たまに人を乗せるゴースト一番安く、運転しやすい
家族や荷物と一緒に移動するカリナン5ドアで荷室を使いやすい
2人で長距離を楽しむスペクター2ドアのパーソナルな空間

『全部入りの一台はないの?』と思うかもしれません。ただ、ロールス・ロイスはモデルごとに役割がはっきりしているので、使い方から逆算するのが近道です。

モデル選び全体はカリナン・ゴースト・ファントム・スペクターの選び方で比べています。

使い方別に向いている内装のモデルの図解

中古で内装を見る時はどこを確かめる?

新車だけでなく、中古でロールス・ロイスを探す方も多いですよね。中古の場合、内装の状態は前のオーナーの使い方で大きく変わります。

中古車の内装チェック
  • 運転席の座面や乗り降りで擦れる部分のすり減り
  • 天井の内張りの汚れやたるみ
  • 木目パネルのひび・色あせ
  • 天井の星が付いていれば、すべて点灯するか
  • たばこやペットのにおいが残っていないか

『革のちょっとした擦れくらいなら平気かな』と思うかもしれません。ただ、ロールス・ロイスの革や木目は張り替えや修理の費用がかかりやすい部分です。

気になる点があれば、購入前に修理の見積もりを取っておくと安心です。中古車の選び方全体は、ロールス・ロイスの中古車の選び方でまとめています。

内装を実車で確かめる時のチェックポイント

写真や動画では、革の手触りや座り心地までは分かりません。気になるモデルがあれば、実車で確かめておきたいところです。

実車で見ておきたいこと
  • 運転席と後席の両方に座ってみる
  • 後席のドアの開き方と乗り降りのしやすさ
  • 夜の照明や天井の星の見え方
  • 革の色が昼と夜でどう見えるか
  • 中古なら、シートや天井の汚れ・すれ

各モデルの価格と装備の違いは、ゴーストの価格と選び方やファントムの価格と実力でも詳しく紹介しています。

内装を長くきれいに保つコツ

せっかくの内装ですから、長くきれいに保ちたいですよね。革や木目は、日差しや乾燥で少しずつ傷んでいきます。

内装を守るためにできること
  1. 屋根付きの駐車場に置き、強い日差しを避ける
  2. 革は専用のクリーナーでやさしく手入れする
  3. 車内での飲食やたばこは控えめにする
  4. 気になる汚れは早めに販売店へ相談する

こうした手入れは、売る時の評価にもつながります。きれいな内装は、次に乗る人にとっても大きな安心材料なんです!

内装の状態が売る時の値段にどう響くかは、ロールス・ロイスのリセールバリューでもまとめています。

よくある質問

ロールス・ロイスの内装で一番豪華なのはどのモデルですか?

後席の広さとしつらえで見ると、最上級サルーンのファントムが中心です。さらに後席を広げたファントム・エクステンデッドは7,007万円からです。

ロールスロイスの後ろの席はどれくらい広いですか?

ホイールベースで比べると、ゴースト・エクステンデッドは標準より170mm、ファントム・エクステンデッドは標準より220mm長く、その分足元にゆとりがあります。

ロールスロイスのメーターは普通の車と違いますか?

エンジン車では、回転計の代わりにエンジンの余力を示す「パワーリザーブ」の表示が使われてきました。カリナン シリーズIIではガラスパネルのダッシュボードが採用されています。

ロールス・ロイスは何人乗りですか?

カリナンとファントムは5人乗り、スペクターは4人乗りです。後席を独立シートにすると定員が変わる場合があるので、車検証で確かめておきましょう。

内装は自由に選べますか?

ビスポークで、革の色やステッチ、木目、天井の星などをかなり自由に選べます。装備ごとに金額が変わるので、見積もりで確かめるのが確実です。

まとめ

この記事の要点
  • 内装は「誰がどの席に座るか」で選ぶと分かりやすい
  • 後席重視ならファントムかエクステンデッド、運転するならゴーストかカリナン
  • スペクターは4人乗りの2ドアで、2人中心の空間
  • ブラック・バッジは黒基調で、通常モデルより770万円高い
  • 天井の星などはビスポークで足せるが、総額と売る時の評価も考える

内装の仕様が決まったら、見積もりと交渉の準備です。ロールス・ロイスの値引き相場と交渉の順番も読んでおくと安心です。

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

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