ロールスロイス レイス・ドーンは生産終了|中古で買う時の注意点

2ドアの高級クーペとオープンカーが並ぶアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

2ドアのロールス・ロイスに乗りたくて調べたら、レイスもドーンも「生産終了」と出てきて驚いた方も多いはずです。

結論から言うと、レイスとドーンは2023年に生産を終えていて、いま手に入れる方法は中古車だけです。

この記事では、2台の違いと新車時の価格、中古で選ぶ時に見ておきたい点を順番にお話しします。

目次

レイスとドーンはどんな車だった?

レイス(Wraith)とドーン(Dawn)は、BMWグループ傘下になってから作られた2ドアのロールス・ロイスです。

どちらも、後席に人を乗せるより自分で運転して楽しむために作られた車なんです。

項目レイスドーン
ボディ2ドアクーペ4人乗りオープン
生産期間2013〜2023年2015/2016〜2023年
エンジン6.75L V126.75L V12
新車時の日本価格4,679万円4,261万〜4,899万円

新車時の価格は中古車情報サイト(carview!)の掲載値で、年式や仕様によって違いがあります。

レイスとドーンの違いと生産期間を比べた図解

『レイスとドーンって、屋根があるかないかの違い?』と思った方もいますよね。

ざっくり言えばそのとおりで、屋根が固定のクーペがレイス、幌を開けられるオープンがドーンです。

シルバーレイスとは別の車です

「ロールス・ロイス シルバーレイス」は、1946〜1959年に作られた昔のモデルです。

名前は似ていますが、2013年からのレイスとは時代も中身もまったく別の車なんです。

旧車として探している方は、ロールス・ロイスの旧車・名車の相場 のほうが参考になります。

新型レイス・新型ドーンは出ないの?

ここが一番気になるところですよね。

レイスとドーンは2022年3月に受注を終え、2023年に生産を終了しています。

先に結論
  • レイス・ドーンとも新車の注文はできない
  • 同じ名前の「新型」は2026年10月時点で発表されていない
  • 2ドアの役割は電気自動車のスペクターが引き継いだ形になっている

直接の後継車はありませんが、2ドアのロールス・ロイスという立ち位置は、2023年に登場したスペクターに受け継がれました。

スペクターはブランド初の電気自動車で、日本価格は4,800万円〜です。

『じゃあ、スペクターが新型レイスなの?』と聞かれることもあります。

名前も動力も違うので「新型」とは言いにくいのですが、2ドアで自分が運転して楽しむ車、という役割は近いんです。

スペクターの価格や航続距離は ロールス・ロイス スペクターの価格と航続距離 で詳しく見ています。

レイスの最終記念車

レイスの最後を飾った記念車は「ブラック・バッジ レイス ブラック・アロー」です。限られた台数なので、中古で出てくることは多くありません。

いまロールス・ロイスのオープンカーは買える?

屋根を開けて走れるロールス・ロイス、いわゆるオープンカーやコンバーチブルに乗ってみたい方もいるはずです。

結論から言うと、2026年10月時点の現行ラインアップに、屋根を開けられるモデルはありません。

モデル屋根新車で買えるか
ドーン幌(オープン)買えない(2023年生産終了)
スペクター固定(クーペ)買える(4,800万円〜)
ボートテイル・ドロップテイル一台ごとの特注ボディ一般販売なし(台数限定)

ボートテイルやドロップテイルは、コーチビルドと呼ばれる特別な一台で、数台しか作られていません。

価格も公表されていないので、普通に買える車とは考えないほうがいいです。

詳しくは ロールス・ロイスのコーチビルドとは で紹介しています。

つまり、ロールス・ロイスのオープンに乗りたいなら、現実的にはドーンの中古が選択肢になります。

中古のレイス・ドーンの相場はどう見ればいい?

中古価格は、年式・走行距離・内外装の仕立てで大きく変わります。

同じ年式でも、ビスポークの内容次第で数百万円単位の差が出ることも珍しくありません。

『ネットで見た価格が高すぎる気がする…』と迷う方もいますよね。

ただ、新車時は4,000万円台だった車なので、相場の見方には少しコツがいります。

価格を比べる時に見ておきたいこと
  • 年式と、前期・後期どちらの仕様かを確かめる
  • 走行距離と、整備記録が残っているかを確かめる
  • ブラック・バッジなど特別な仕様かどうかを見る
  • 内装の色や素材の組み合わせを写真で見る
  • 支払総額(諸費用込み)で比べる

この記事では具体的な相場の金額は出していません。

理由はシンプルで、流通している台数が少なく、1台ごとの仕様の差が大きすぎるからなんです。

平均の数字を出しても、目の前の1台の値段の判断にはあまり役に立ちません。

掲載価格は時期と地域で変わるので、同じ条件の車を何台か並べて比べるのが近道です。

例えば、販売店にはこんなふうに聞いてみると話が早いですよ。

「この車の整備記録と、前のオーナーさんの使い方を教えてもらえますか?」

「記録簿はこちらで、正規販売店での点検履歴も残っていますよ。」

売る時の相場の動き方は、ロールス・ロイスのリセールバリュー で年式やモデルごとに見ています。

新車のスペクター・ゴーストと比べるとどう?

『中古のレイスと新車のスペクター、どっちがいいんだろう』と迷う方も多いはずです。

予算と使い方で答えが変わるので、まずは数字を並べてみますね。

項目レイス・ドーン(中古)スペクター(新車)ゴースト シリーズII(新車)
価格新車時4,261万〜4,899万円4,800万円〜3,875万円〜
ドア2ドア2ドア4ドア
動力6.75L V12電気モーター6.75L V12
自動車税(年額)110,000円か111,000円25,000円110,000円

V12エンジンの音と2ドアの組み合わせにこだわるなら、レイスとドーンしか選べません。

一方で、充電できる環境があって新車にこだわるなら、スペクターが候補に入ります。

例えば、週末だけ自分で走らせる方なら、中古のレイスで予算を抑えて、浮いた分を整備に回す考え方もあります。

反対に、毎日乗るから新しい装備と保証がほしい、という方には新車のほうが向いていますよ。

4ドアでもいいなら、現行で一番安いゴースト シリーズIIも並べて考えてみてください。

中古で買う前に知っておきたい注意点

レイスもドーンも、生産終了から年数がたつほど部品や整備の手配に気をつかう場面が出てきます。

ここでは、買う前に頭に入れておきたいことをまとめておきますね。

よくある失敗
  • 車両価格だけを見て決め、整備費用を見込んでいなかった
  • ドーンの幌の状態を確かめずに買い、後で修理が必要になった
  • 大径タイヤの交換費用を知らずに、車検前にあわてた

ドーンの幌は、開け閉めの動きと雨漏りの跡を見ておくと安心です。

可能なら、販売店で実際に開け閉めしてもらってみてください。

ドーンを実車で見る時のポイント

オープンカーは、屋根まわりの状態で乗り心地も満足度も変わってきます。

『写真ではきれいに見えるけど、本当に大丈夫?』と不安になりますよね。

ドーンの実車チェック
  • 幌の開け閉めが途中で止まらず動くかを見る
  • 幌の生地に破れや色あせがないかを見る
  • 室内のじゅうたんや天井に雨じみがないかを見る
  • 後席に実際に座って、4人で乗れる広さかを確かめる

レイスの場合は、屋根まわりの心配が少ない分、内装の傷みと整備記録に目を向けると選びやすいです。

故障しやすい箇所や修理費の目安は ロールス・ロイスの故障しやすい箇所 にまとめています。

正規販売店系(認定中古車など)
  • 点検や整備の履歴をたどりやすい
  • 購入後の相談先がはっきりしている
一般の中古車店
  • 保証や整備の内容は店ごとに違う
  • 整備履歴が分からない車も混じる

ロールス・ロイスの認定中古車は「プロビナンス」と呼ばれています。

保証の中身は時期で変わることがあるので、購入前に書面で確かめておきましょう。

認定中古車と一般の中古車の違いは ロールス・ロイスの認定中古車は買いか で詳しく見ています。

税金と維持費はどれくらい?

『中古なら維持費も安くなるのでは?』と思いますよね。

実は、税金は新しい車とほとんど変わりません。

項目レイス・ドーン(6.75L V12)
自動車税(2019年10月以降登録)年110,000円
自動車税(2019年9月以前登録)年111,000円
燃料ハイオク
燃費国内カタログ非掲載

レイスやドーンは2019年9月以前に初めて登録された車も多いので、年111,000円になることがあります。

車検証の初度登録年月を見れば、どちらに当たるか確かめられますよ。

重量税は登録時期や車両重量で変わるため、ここでは金額を出していません。

年間の維持費の内訳は ロールス・ロイスの維持費 で詳しく出しています。

中古車を探す時の進め方

レイスとドーンは流通台数が多くないので、気になる1台が出たら早めに動くことになりがちです。

その前に、自分の条件を決めておくと迷いにくくなります。

中古のレイス・ドーンを探す手順の図解
探し方の流れ
  1. クーペ(レイス)かオープン(ドーン)かを決める
  2. 予算の上限を、諸費用と最初の整備費込みで決める
  3. 年式と走行距離の許容範囲を決める
  4. 条件に合う在庫を複数並べて比べる
  5. 気になる車は整備記録と実車を確かめる

在庫は、条件で絞って探せる中古車サイトで見比べるのが手軽です。

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

新車の現行モデルと比べてから決めたい方は、ロールス・ロイスの新車価格一覧 も見ておくと判断しやすいです。

SUVのカリナンも視野に入れているなら、カリナンの価格とモデルの違い も参考になります。

新車の値引きがどの程度あるのかは ロールス・ロイスの値引き相場と限界額 で見ています。

よくある質問

ロールス・ロイス レイスは新車で買えますか?

いいえ、レイスは2022年3月に受注を終え、2023年に生産を終了しています。いまは中古車で探すことになります。

レイスの新車時の価格はいくらでしたか?

中古車情報サイトの掲載値で4,679万円です。ドーンは4,261万〜4,899万円でした。

新型レイスや新型ドーンは出ますか?

2026年10月時点で、同じ名前の新型は発表されていません。2ドアの役割は電気自動車のスペクターが引き継いだ形です。

ロールス・ロイスのオープンカーは新車で買えますか?

2026年10月時点の現行ラインアップには、屋根を開けられるモデルはありません。オープンに乗るなら、ドーンの中古が現実的な選択肢です。

レイスの自動車税はいくらですか?

6.75L V12なので、2019年10月以降の登録なら年110,000円、2019年9月以前の登録なら年111,000円です。

まとめ

この記事の要点
  • レイス(2ドアクーペ)とドーン(4人乗りオープン)は2023年に生産終了
  • 新車時の日本価格はレイス4,679万円、ドーン4,261万〜4,899万円
  • 新型は発表されておらず、2ドアの役割はスペクターが引き継いだ
  • 中古の価格は年式・走行距離・仕様で大きく変わるので、総額と整備記録で比べる
  • 自動車税は年110,000円(2019年9月以前登録は111,000円)
ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

ロールス・ロイスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次