当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
ロールス・ロイスのエンジンは何気筒で、どれくらいの力があるのか、気になって調べている方も多いはずです。
結論から言うと、いまのエンジン車はすべて6.75LのV型12気筒ツインターボで、出力は571PSです(ブラック・バッジ ゴーストは600PS)。
この記事では、モデルごとの馬力・トルク・最高速度を表で並べて、EVのスペクターとの違いまでお話しします。
ロールス・ロイスのエンジンはどんなもの?
いまのロールス・ロイスのエンジン車は、カリナン、ゴースト、ファントムの3モデルです。
この3台は、同じ6.75L V12ツインターボを積んでいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | V型12気筒ツインターボ |
| 排気量 | 6.75L(6,748cc) |
| トランスミッション | 8速AT |
| 燃料 | ハイオク(プレミアムガソリン) |
| 搭載モデル | カリナン・ゴースト・ファントム |
V12は、12本のシリンダーをV字に並べたエンジンです。
『12気筒って、普通の車と何が違うの?』と思いますよね。
一般的な乗用車は4気筒が多く、12気筒はその3倍のシリンダーで回っています。
そのぶん振動が少なく、静かで滑らかに力を出せるのが特徴なんです。
さらに2つのターボで空気を押し込むので、2.7t前後の重い車体でも軽々と動かせます。
音や振動を抑えることを大事にするロールス・ロイスにとって、V12は相性のいいエンジンだと言えますね。
- エンジン車は全車6.75L V12ツインターボ・8AT
- 出力は571PS、ブラック・バッジ ゴーストは600PS
- MTやハイブリッドの設定はない
ハイブリッドやマニュアル車の設定は、現行ラインアップにありません。
馬力とトルクをモデル別に比べると
ここが一番知りたいところですよね。
エンジンは同じでも、モデルによってトルクの数字が少し違います。
| モデル | 動力 | 最高出力 | 最大トルク |
|---|---|---|---|
| ゴースト シリーズII | 6.75L V12 | 571PS | 850Nm |
| カリナン シリーズII | 6.75L V12 | 571PS | 850Nm |
| ファントム シリーズII | 6.75L V12 | 571PS | 900Nm |
| ブラック・バッジ ゴースト シリーズII | 6.75L V12 | 600PS | 900Nm |
| スペクター | 電気モーター | 584PS | 900Nm |
| ブラック・バッジ スペクター | 電気モーター | 659PS | 1,075Nm |
数値は公式プレスやメディア掲載の公表値です。ブラック・バッジ スペクターは「スピリテッド・モード」時の数字になります。

ブラック・バッジ カリナンの出力は、この記事では確かな数値を確かめられていないため載せていません。
『スペクターのほうがエンジン車より力がある?』と気づいた方もいるかもしれません。
実は、電気自動車のスペクターは584PSで、エンジン車の571PSを少し上回っています。
同じV12どうしで比べると、ブラック・バッジ ゴーストは通常のゴーストより29PS、トルクで50Nm上乗せされています。
数字の差は大きくないように見えますが、ブラック・バッジは走りの味付けも含めて仕立てが変わっています。
| 比べる組み合わせ | 出力の差(後者が上) | トルクの差(後者が上) |
|---|---|---|
| ゴーストとブラック・バッジ ゴースト | +29PS | +50Nm |
| スペクターとブラック・バッジ スペクター | +75PS | +175Nm |
| ゴーストとファントム | 差なし(571PS) | +50Nm |
ブラック・バッジとの違いは ブラック・バッジとは|通常モデルとの違いと価格差 で詳しく見ています。
ファントムのエンジンは何が違う?
ファントムも、ほかの2台と同じ6.75L V12を積んでいます。
違うのは、最大トルクが900Nmと、ゴーストやカリナンの850Nmより大きいところです。
- 最大トルクは900Nm
- 駆動方式はFR(後輪駆動)
- 車両重量は標準2,700kg、エクステンデッド2,750kg
- 最大トルクは850Nm
- 駆動方式はフルタイム4WD
- 自分で運転する人を意識した味付け
ファントムは後席の快適さを一番に考えた車なので、大きなトルクの余裕が乗り心地の落ち着きにつながるんです。
例えば、運転手付きで走る時に、アクセルを強く踏まなくてもすっと前に出る感覚が大事になります。
ファントムの価格や中身は ファントムの価格と実力 にまとめています。
カリナンのスペックと最高速度
カリナンについては、スペックや最高速度で調べている方が多いですよね。
カリナン シリーズIIの主な数字を並べてみます。
| 項目 | カリナン シリーズII |
|---|---|
| エンジン | 6.75L V12ツインターボ |
| 最高出力・最大トルク | 571PS/850Nm |
| 0-100km/h加速 | 5.3秒 |
| 最高速度 | 250km/h(電子制御) |
| 全長×全幅×全高 | 5,355×2,000×1,835mm |
| ホイールベース | 3,295mm |
| 車両重量 | 2,725kg |
| 駆動・変速機 | フルタイム4WD・8AT |
| 乗車定員 | 5人 |
最高速度の250km/hは、電子制御で上限を決めた数字です。
車重が2.7tを超えるSUVで0-100km/hが5.3秒というのは、かなり速い部類なんです。

ただ、日本の道で最高速度を試す場面はまずありませんよね。
例えば高速道路の合流で、こんな会話になることがあります。
「この大きさで、高速の合流は不安じゃないですか?」
「力に余裕がある車なので、試乗の時に合流の感覚を確かめてみてください。」
実際の運転では、合流や追い越しで余裕を持って加速できる点のほうがありがたく感じるはずです。
カリナンの価格やシリーズIIで変わった点は、カリナンの価格とモデルの違い で詳しく見ています。
燃費と税金はどれくらい?
『V12だと燃費が気になる…』という方も多いと思います。
ただ、ロールス・ロイスは国内カタログでWLTC燃費を公表していません。
この記事では、公表されていない燃費の数値は書いていません。実際の燃費の感覚は、走り方と使い方で大きく変わります。詳しくは ロールス・ロイスの実燃費 で見ています。
代車や借りた車でレギュラーを入れてしまうこと。ロールス・ロイスのエンジン車はハイオク指定なので、給油口のふたや取扱説明書の表示を確かめておきましょう。
税金は排気量で決まるので、数字ははっきりしています。
| 項目 | エンジン車(6.75L V12) | スペクター(EV) |
|---|---|---|
| 自動車税(2019年10月以降登録) | 年110,000円 | 年25,000円 |
| 自動車税(2019年9月以前登録) | 年111,000円 | 該当なし(2023年発売) |
| 燃料 | ハイオク | 電気 |
6.75Lは「6.0L超」の一番上の区分に入るので、年110,000円です。
重量税は登録時期や車両重量で変わるため、ここでは金額を出していません。
年間の維持費の内訳は ロールス・ロイスの維持費 で詳しく出しています。
これからは電気自動車になる?
ロールス・ロイスは、2023年に初めての電気自動車スペクターを日本で発表しました。
スペクターは前後2つのモーターで4輪を動かし、バッテリーは102kWh、一充電の航続距離は530km(WLTP)です。
- 出力とトルクは584PS/900Nm
- 0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は250km/h
- 自動車税は年25,000円
- 日本価格は4,800万円〜
2026年6月には、本国でスペクター シリーズIIが発表されました。
出力は601PS/1,015Nmに上がり、航続距離は最大628km(WLTP)に伸びています。
ただ、シリーズIIの日本価格と導入時期は、まだ発表されていません。
『V12はもうなくなるの?』と心配する声もありますよね。
ロールス・ロイスは以前、2030年までに全モデルを電気自動車にする方針を発表したと報じられています。
ただ、最新の方針がどうなっているかは、この記事の時点では確かめられていません。
スペクターの価格や中身は スペクターの価格と航続距離 で詳しく見ています。
航空機エンジンのロールス・ロイスとは別の会社?
「ロールス・ロイス エンジン」と聞くと、飛行機のエンジンを思い浮かべる方もいるはずです。
実は、航空機エンジンの「ロールス・ロイス plc」と、車の「ロールス・ロイス・モーター・カーズ」は別の会社なんです。
| 会社 | 作っているもの | いまの立ち位置 |
|---|---|---|
| ロールス・ロイス plc | 航空機エンジンなど | 車の会社とは別 |
| ロールス・ロイス・モーター・カーズ | 自動車 | 2003年からBMWグループ傘下 |
車のロールス・ロイスは、英国グッドウッドの工場で作られています。
ちなみに、ロールス・ロイスの名前を広めたと言われるのが、1906年から1925年まで作られた「シルバーゴースト」という車です。
当時から静かで滑らかなエンジンが評判だったと言われていて、その考え方はいまのV12にも受け継がれています。
ブランドの成り立ちは ロールス・ロイスはどこの国のメーカー? で、現行モデルの値段は ロールス・ロイスの新車価格一覧 で見られます。
値引きの考え方は ロールス・ロイスの値引き相場と限界額 にまとめています。
- V12の音と滑らかさにこだわるか、電気の静かさを取るかを決める
- 自分で運転するなら4WDのゴーストかカリナンを候補にする
- 後席重視ならトルクに余裕のあるファントムを見る
- 力強さを求めるならブラック・バッジも比べる
よくある質問
ロールス・ロイスのエンジンの排気量はいくつですか?
現行のエンジン車は、すべて6.75L(6,748cc)のV型12気筒ツインターボです。カリナン・ゴースト・ファントムで共通です。
ロールス・ロイスの馬力はどれくらいですか?
標準モデルは571PSです。ブラック・バッジ ゴースト シリーズIIは600PS、電気自動車のスペクターは584PSです。
カリナンの最高速度は何km/hですか?
250km/hで、電子制御で上限が決められています。0-100km/h加速は5.3秒です。
ファントムのエンジンはほかと違いますか?
同じ6.75L V12ですが、最大トルクが900Nmとゴースト・カリナンの850Nmより大きくなっています。駆動方式はFRです。
ロールス・ロイスの燃費はどれくらいですか?
国内カタログでWLTC燃費は公表されていません。この記事では公表されていない数値は書いていません。
ロールス・ロイスにマニュアル車やハイブリッドはありますか?
現行ラインアップにはありません。エンジン車はすべて8速ATで、電動化はEVのスペクターが担っています。
まとめ
- エンジン車は全車6.75L(6,748cc)V12ツインターボ・8AT
- 出力は571PS、トルクはゴースト・カリナン850Nm、ファントム900Nm
- ブラック・バッジ ゴーストは600PS/900Nm、スペクターは584PS/900Nm
- カリナンは0-100km/h 5.3秒、最高速度250km/h(電子制御)
- 自動車税はエンジン車が年110,000円、スペクターが年25,000円





コメント