ロールスロイスの認定中古車は買いか|保証と一般中古の差

ショールームの高級サルーンと点検記録のファイルのアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

ロールス・ロイスを中古で探していて、『認定中古と普通の中古、どっちを選べばいいの?』と迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、修理費が読めない不安を減らしたいなら認定中古車、記録と状態を自分で見きわめられるなら一般中古車でも選べます。差が出るのは車両価格より、買った後の安心の部分なんです。

この記事を読めば、ロールスロイスの認定中古でどこまで守られるのか、一般中古と何が違うのかを比べて決められます。

目次

ロールスロイスの認定中古車とは?

まずは、言葉の意味をそろえておきますね。

ロールスロイスの認定中古車は「プロビナンス(Provenance)」という名前で、メーカーの正規販売店が扱っています。正規販売店は東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡の6拠点です。

『認定って、何を認定しているの?』と思いますよね。ざっくり言うと、正規販売店が点検し、基準を満たした車を保証付きで売る仕組みのことです。

ただ、保証の年数や点検項目の細かい中身は、時期や車両で変わることがあります。この記事では断定せず、確かめ方をお伝えしますね。

正規ディーラー車と並行輸入車の違いも知っておきたい

中古車サイトを見ていると、「正規ディーラー車」と「並行輸入車」という言葉が出てきますよね。

正規ディーラー車は、日本の正規販売店が新車で売った車のことです。並行輸入車は、海外で売られた車を別のルートで日本に持ってきた車のことなんです。

認定中古車として並ぶのは、基本的に正規販売店が点検した車です。並行輸入車は、正規販売店での点検や修理の受け方が車ごとに違うことがあるので、買う前に聞いておきましょう。

例えば、こんな聞き方をしておくと話が早いです。

「この車は正規ディーラー車ですか?」<br>「並行輸入車でも、正規販売店で点検を受けられますか?」

先に結論
  • 認定中古車=正規販売店が扱う「プロビナンス」
  • 一般中古車との大きな差は、保証・点検・整備記録の安心感
  • 保証の年数や範囲は、契約前に書面で確かめるのが確実

認定中古車と一般中古車は何が違う?

ここが一番知りたいところですよね。

違いを項目ごとに並べると、こんな形になります。表の「確かめること」は、どちらで買う場合も見ておきたいポイントです。

項目認定中古車(プロビナンス)一般中古車確かめること
売っている所正規販売店中古車店・並行輸入店など販売店の整備体制
保証メーカー基準の保証が付く店独自の保証か、保証なし保証期間・対象部品・上限額
点検正規販売店の基準で点検店によって差がある点検記録を見せてもらえるか
整備記録そろっている車が多い車によってまちまち記録簿の年数のすき間
車両価格高めになりやすい幅が広い保証込みの総額で比べる
選べる台数少ない多い希望の年式・色が出るまで待てるか

価格はどちらも年式と状態で大きく変わるので、ここでは金額を出していません。今の掲載価格は、中古車サイトで同じ条件の車を比べるのが一番正確です。

認定中古車と一般中古車の違いを項目別に比べた図解

実は、認定中古車の価格が高く見えても、保証の分を差し引くと差が縮まることもあります。逆に、保証が付かない車は、その分の修理費を自分で用意しておく必要があるんです。

認定中古車を選んだ方がいいのはどんな人?

結論から言うと、「初めてのロールス・ロイス」の方には認定中古車が向いています。

理由はシンプルで、修理費の振れ幅が大きいからです。エンジン車はどれも6.75L V12ツインターボで、電子制御の装備もたくさん付いています。

例えば、こんな会話が販売店で交わされる場面を想像してみてください。

「エアサスペンションに不具合が出たら、どうなりますか?」<br>「保証の範囲内なら、こちらで対応します。範囲は書面でお渡ししますね」

この「書面で範囲が分かる」安心が、認定中古車の一番の価値です。

一般中古車だと、同じ不具合でも「どこまで店が見てくれるか」が店ごとに違います。修理の見積もりが出てから慌てないように、最初から範囲がはっきりしている方が気持ちは楽ですよね。

認定中古車が向いている人
  • 初めてロールス・ロイスを買う
  • 修理費の大きな出費を避けたい
  • 正規販売店で点検や車検を続けたい
  • 整備記録がそろった車を選びたい
  • 将来売る時の説明材料も残しておきたい

修理費がどれくらいになりやすいかは、故障しやすい箇所と修理費の目安で詳しく見ています。

一般中古車でも大丈夫なのはどんな人?

一方で、一般中古車がダメというわけではありません。

『認定中古は高そうだし、台数も少ない…』という方も多いはずです。実際、希望の年式や色にこだわるなら、一般中古車まで広げた方が見つかりやすいですよね。

一般中古車を選んでいいのは、次のような方です。

一般中古車でも選べる人
  • 輸入車に強い整備工場をすでに知っている
  • 整備記録簿を自分で読める
  • 修理費の予備を別に用意できる
  • 生産終了のレイス・ドーンなどを探している
認定中古車にした方がいい人
  • 整備をどこに頼むか決まっていない
  • 記録簿の見方に自信がない
  • 修理費を予算に入れていない
  • 買った後の手間を減らしたい

レイスとドーンは2023年に生産を終えたモデルです。新車では買えないので、中古で探すことになります。詳しくはレイス・ドーンを中古で買う時の注意点をどうぞ。

認定中古車で後悔しやすいのはどんな時?

認定中古車なら安心、と思っている方も多いですよね。

ただ、認定中古車を選んでも後悔の声が出ることはあります。多いのは「思っていた車が来ない」「保証の外の出費があった」の2つなんです。

よくある後悔起きる理由先にできること
希望の色や年式が見つからない認定中古車は台数が少ない条件に優先順位をつけておく
保証の外の出費があったタイヤや消耗品は対象外のことが多い対象外の部品を一覧で聞く
近くで点検を受けにくい正規販売店は全国6拠点点検の通い方を先に決める
思ったより税金が高かった2019年9月以前の登録は年111,000円車検証で登録日を見る

例えば、福岡の拠点に近い人と、拠点から遠い地域に住む人では、点検の通いやすさがかなり違います。遠い場合は、引き取りや代わりの整備先を販売店に相談しておきましょう。

『保証があるなら、維持費はほとんどかからないのでは?』と思うかもしれません。

実は、税金・保険・タイヤ代などは保証とは別にかかります。年間の目安は維持費の内訳で見ておくと安心です。

価格はどう考えればいい?

中古の値段は、年式・走行距離・色・オプションで大きく変わります。だから、ここでは中古の相場の金額は出しません。

その代わり、比べる時の「ものさし」になる新車価格を並べておきますね。中古の値段がこの数字からどれくらい下がっているかを見ると、高いか安いかの感覚がつかみやすくなります。

モデル新車時の日本価格(車両本体・発表時の税込)自動車税(種別割・年額)
ゴースト(2代目・2020年発売時)3,590万円〜110,000円
ゴースト シリーズII(現行)3,875万円〜110,000円
カリナン シリーズII(現行)4,645万円〜110,000円
スペクター4,800万円〜25,000円
ファントム シリーズII(現行)6,050万円〜110,000円
レイス(生産終了)4,679万円110,000円
ドーン(生産終了)4,261万〜4,899万円110,000円

価格はメディアに掲載された日本発表時の値で、オプションは含みません。自動車税はV12が2019年10月以降の登録で年110,000円、2019年9月以前の登録なら年111,000円です。

新車価格をものさしにした中古車の見方の図解

ここは大事なところです。ロールス・ロイスは新車時にビスポーク(特注)で数百万円単位の装備が付いていることが多く、同じモデルでも1台ずつ中身が違います。

比べる時のコツ

「認定中古車の車両価格」と「一般中古車の車両価格+保証や整備にかかる自分の予備費」を並べてみましょう。総額で見ると、印象がかなり変わることがあります。

契約前に何を確かめればいい?

認定中古でも一般中古でも、契約前の確認は同じくらい大事です。

『認定なら全部おまかせでいいよね?』と思いがちですが、実は保証の対象外になる部品や、上限額が決まっていることもあります。書面で確かめておきましょう。

契約前の確認の順番
  1. 保証の期間と、対象になる部品の一覧をもらう
  2. 保証の上限額や、自己負担の有無を確かめる
  3. 整備記録簿で、点検の年数にすき間がないかを見る
  4. 車検証で年式と登録日を確かめる
  5. 前の持ち主の台数と、事故・修復歴の有無を聞く
  6. 保証の延長ができるか、費用はいくらかを聞く

登録日は自動車税の額にも関わります。2019年9月以前の登録なら年111,000円になるので、車検証で確かめておくと安心です。

よくある失敗

「保証付き」とだけ聞いて安心し、範囲を確かめないまま契約してしまうことです。エアサスペンションや電装品が対象かどうかは、書面で見ておくと安心です。

認定中古車の探し方は?

最後に、実際に探す時の流れをお話ししますね。

認定中古車は台数が少ないので、正規販売店のサイトと中古車ポータルの両方を見ておくのがおすすめです。ポータルでは「正規ディーラー車」「認定中古車」で絞れることが多いですよ。

例えば、探し始めの会話はこんな感じになります。

「ゴーストで、正規販売店の保証が付いた車を探しています」<br>「今は在庫が少ないので、入ってきたらご連絡しますね」

希望の条件がはっきりしているなら、まず在庫を条件で絞って見てみてください。モデル・年式・色の3つを決めておくと、比べやすくなりますよ。

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古車を選ぶ時の年式や走行距離の考え方は、ロールス・ロイスの中古車の選び方でまとめています。新車と迷っている方は、新車の値引き相場と交渉の順番も見比べておくと判断しやすいですよ。

よくある質問

ロールスロイスの認定中古は何という名前ですか?

「プロビナンス(Provenance)」です。正規販売店が点検し、保証を付けて販売する中古車のことを指します。

認定中古車の保証は何年ですか?

年数や範囲は時期や車両で変わることがあるため、ここでは断定しません。契約前に、保証期間と対象部品を書面で確かめましょう。

認定中古車は一般中古車より高いですか?

車両価格は高めになりやすいです。ただ、保証分の修理費の予備を含めた総額で比べると、差が縮まることもあります。

正規販売店はどこにありますか?

東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡の6拠点です。認定中古車の在庫や取り寄せも、まずは近くの拠点に聞いてみましょう。

レイスやドーンも認定中古車で買えますか?

在庫があれば対象になることがあります。2023年に生産終了したモデルなので、新車ではなく中古で探すことになります。

まとめ

この記事の要点
  • ロールスロイスの認定中古車は正規販売店が扱う「プロビナンス」
  • 一般中古車との差は、保証・点検・整備記録の安心感
  • 保証の年数や範囲は断定できないので、契約前に書面で確かめる
  • 中古の値段は新車価格(ゴースト シリーズII 3,875万円〜など)をものさしに見る
  • 初めてなら認定中古、整備先と予備費があるなら一般中古でも選べる
ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

ロールス・ロイスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次