ロールス・ロイスの維持費は年間いくら?税金から整備まで内訳を全部出す

車のキーと電卓・書類が並ぶデスクのアイキャッチ

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

ロールス・ロイスを本気で考え始めると、『車両価格は分かったけど、毎年いくらかかるの?』という疑問が出てきますよね。

結論から言うと、金額がはっきり決まっているのは自動車税だけで、V12モデルは年110,000円、EVのスペクターは年25,000円です。残りは走り方と見積もり次第なので、項目ごとに自分の数字を入れて出すのが確実です。

この記事では、維持費の項目を全部並べて、それぞれの金額がどう決まるかと、見積もりの取り方をお話しします。

目次

ロールス・ロイスの維持費は何にかかる?

まずは、毎年かかる費用を全部書き出してみますね。

ロールス・ロイスでも、項目そのものは普通の車と同じです。違うのは、一つひとつの単価が大きいことなんです。

項目払うタイミング金額の決まり方
自動車税(種別割)毎年排気量で決まる(V12は年110,000円)
重量税車検ごと車両重量と登録時期で変わる
自賠責保険車検ごと法律で決まった金額
任意保険毎年車両価格・年齢・等級で変わる
燃料代・電気代給油・充電ごと走行距離と燃費で変わる
定期点検・車検整備年1回・2年ごと販売店の見積もりで決まる
タイヤ数年ごとサイズと銘柄で変わる
駐車場毎月地域とサイズ制限で変わる

自動車税は2019年10月以降に登録した車の金額です。

『思ったより普通の項目だな』と感じた方もいるかもしれません。

ただ、任意保険と整備とタイヤは、車両価格や車格に引っ張られて高くなりやすいです。ここから順番に見ていきますね。

先に結論
  • 金額が確定するのは自動車税(V12は年110,000円、スペクターは年25,000円)
  • 燃料代は「走行距離÷燃費×単価」で自分で出せる
  • 保険・整備・タイヤ・駐車場は見積もりで決まるので、購入前に取っておく

税金はモデルでどれだけ違う?

税金は、ロールス・ロイスの維持費の中で一番はっきりしている部分です。

いまのエンジン車は全車6.75L(6,748cc)のV12なので、どれを選んでも同じ区分になります。

モデル動力自動車税(種別割)/年
カリナン シリーズII6.75L V12110,000円
ゴースト シリーズII6.75L V12110,000円
ファントム シリーズII6.75L V12110,000円
レイス・ドーン(中古)6.75L V12110,000円
スペクター電気モーター25,000円

2019年10月以降の登録の金額です。2019年9月以前に登録したV12の車は年111,000円になります。

V12モデルとスペクターの自動車税の差を比べた図解

『EVだと、そんなに安いの?』と驚きますよね。

電気自動車は自動車税の一番小さい区分になるので、スペクターはV12モデルより年85,000円安くなります。

一方で重量税は、車両重量と登録時期、エコカー減税の対象かどうかで変わります。金額は車検の見積もりや車検証で確かめるのが確実です。

中古で買う時の注意

初度登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税と重量税が重くなる仕組みがあります。古い年式を検討する時は、納税通知書や見積もりで実際の金額を確かめておきましょう。

燃料代は走り方でどれくらい変わる?

燃料代は、維持費の中でいちばん自分でコントロールしやすい費用です。

ロールス・ロイスのエンジン車は、国内カタログにWLTC燃費の数字が載っていません。だから、仮の燃費を置いて幅で見ておきます。

年間走行距離5km/Lと仮定6km/Lと仮定
3,000km約11.4万円約9.5万円
5,000km約19万円約15.8万円
10,000km約38万円約31.7万円

燃費とハイオク単価(1L190円)は計算用の仮の数字です。ロールス・ロイスの燃費を示すものではありません。

スペクターなら、電費22.2〜23.6kWh/100km(WLTP)から電気代を出せます。年10,000km走って1kWh31円と仮定すると、約6.9万〜7.3万円です。

燃費の考え方や実燃費の測り方は、ロールス・ロイスの燃費の話で詳しくまとめています。

『年に数千kmしか乗らない』という方なら、燃料代は維持費の中で小さい割合になりそうです。

保険とメンテナンスはどう決まる?

ここが一番読めない部分ですよね。

任意保険は、車両保険を付けるかどうかで金額が大きく変わります。車両保険の保険金額は車の価格がもとになるので、3,875万円〜7,007万円の車では高くなりやすいんです。

さらに、取り扱える保険会社や条件が限られることもあります。購入前に、いま入っている保険会社へ見積もりを頼んでおくと安心です。

例えばこんなやり取りになります。

「この車種と年式で、車両保険を付けるといくらですか?」

「車両価格と運転される方の条件を教えていただければ、お見積もりします」

保険の見積もりを取る順番
  1. 購入予定のモデル名・年式・車両価格をメモする
  2. 運転する人の年齢と等級を確かめる
  3. いまの保険会社に車両保険ありとなしの両方で見積もりを頼む
  4. 別の保険会社でも同じ条件で比べる

メンテナンスは、正規販売店での定期点検と車検整備が中心です。

正規販売店は東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡の6拠点です。遠い地域に住んでいる方は、入庫のための移動や陸送の費用も考えておきましょう。

新車の保証やメンテナンスプランの内容は、モデルと契約で変わるので販売店で確かめるのが確実です。

よくある失敗

車両価格だけで予算を組み、保険と整備の見積もりを取らずに契約してしまうことです。年間の固定費が想定より高くなり、手放す時期が早まる方もいます。

故障しやすいところや修理費の考え方は、ロールス・ロイスの故障と修理費で別にまとめています。

タイヤと駐車場は見落としやすい

意外と見落としやすいのが、タイヤと駐車場です。

カリナン シリーズIIは23インチ、ゴースト シリーズIIとファントム シリーズIIは22インチの大径タイヤを履いています。スペクターも23インチです。

大径で太いタイヤは、1本あたりの値段が高くなりがちです。しかも重い車体を支えるので、減り方も早めだと考えておきましょう。

モデルホイール径(公表値)
カリナン シリーズII23インチ
ゴースト シリーズII22インチ
ファントム シリーズII22インチ(前255/45R22・後285/40R22)
スペクター23インチ(前255/40R23・後295/35R23)

タイヤサイズの見方や交換の流れは、ロールス・ロイスのタイヤサイズと交換費用で詳しく見ていきます。

駐車場は、サイズの制限が問題になりやすいです。

ロールス・ロイスは全幅がおよそ2.0m、全長は5.3〜6.0mあります。車重も公表値で2.7tを超えるモデルが多いです。

機械式駐車場はサイズと重量に上限があるので、入らないことが多いんです。

駐車場を決める前に確かめること
  • 全幅・全長・全高の上限
  • 車両重量の上限
  • 出入口の幅と曲がり角の余裕
  • 平置きか自走式かどうか

『家の近くに平置きの駐車場が無い』という方は、駐車場代が想定より上がるかもしれません。

新車と中古で維持費は変わる?

『中古で買えば、維持費も安くなる?』と考える方もいますよね。

結論から言うと、車両価格は下がっても、維持費は思ったほど下がらないことが多いんです。

中古で下がりやすい費用
  • 車両保険の保険金額(車の価格がもとになるため)
  • 購入時に払う総額
中古で上がりやすい費用
  • 消耗した部品の交換や整備費
  • 登録から13年を超えた時の税金

例えば、レイスやドーンのように生産を終えたモデルは、中古でしか買えません。年式が古くなるほど、整備にかかるお金は増えやすいです。

中古を選ぶ時は、購入前に整備記録と、これから交換が必要になりそうな部品を販売店に聞いておきましょう。

年間の維持費を自分で出す手順

ここまでの項目を、自分の数字で埋めていきましょう。

やり方は難しくありません。金額が決まっているものから順に入れていくだけです。

年間維持費の見積もり手順
  1. 自動車税を入れる(V12は年110,000円、スペクターは年25,000円)
  2. 年間走行距離から燃料代・電気代を出す
  3. 任意保険の見積もりを取って入れる
  4. 販売店に点検・車検整備の見積もりを頼み、年あたりに割る
  5. タイヤ交換の見積もりを取り、交換までの年数で割る
  6. 駐車場代を12か月分で入れる

例えば、V12モデルで年5,000km走る場合です。

自動車税110,000円に、燃料代(5km/Lと仮定して約19万円)を足すと、ここまでで約30万円になります。

ここに保険・整備・タイヤ・駐車場の見積もりを足したものが、あなたの年間維持費です。

年間の維持費を項目ごとに積み上げる手順の図解
維持費を抑えやすい選び方
  • EVのスペクターで税金と燃料代を下げる
  • 走行距離が少ない使い方にする
  • 正規販売店に通いやすい地域で持つ
維持費が上がりやすい選び方
  • V12で年に何万kmも走る
  • 大径タイヤを頻繁に交換する使い方
  • 販売店から遠く、入庫のたびに陸送する

維持費の負担を軽くする考え方

正直に言うと、ロールス・ロイスの維持費を大きく削る方法はあまりありません。

だからこそ、購入前に「出ていくお金」と「戻ってくるお金」をセットで見ておくのが大事なんです。

戻ってくるお金とは、いまの車を手放す時の売却額と、将来ロールス・ロイスを手放す時の売却額のことです。

『今の車、いくらで売れるんだろう』と気になった方は、まず相場を知っておくと予算が組みやすくなります。

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

買取額は時期や車の状態で変わるので、1社だけで決めずに比べておくと安心です。

将来の売却額はモデルや色で差が出ます。詳しくはロールス・ロイスのリセールバリューで見ていきます。

月々の支払いで考えたい方はロールス・ロイスのローンの目安も参考になります。

値引きや購入の総額から考えたい方は、ロールス・ロイスの値引き相場から読んでみてください。

よくある質問

ロールス・ロイスの自動車税はいくらですか?

6.75L V12のエンジン車(カリナン・ゴースト・ファントム)は、2019年10月以降の登録で年110,000円です。2019年9月以前の登録は年111,000円、EVのスペクターは年25,000円です。

ロールス・ロイスの維持費は年間いくらかかりますか?

自動車税以外は使い方と見積もりで変わるため、一つの金額では言えません。V12で年5,000km走ると、税金と燃料代(5km/Lと仮定)だけで約30万円になり、そこに保険・整備・タイヤ・駐車場が加わります。

メンテナンスはどこでできますか?

正規販売店は東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡の6拠点です。点検や車検の内容と費用は、購入前に販売店で見積もりを取っておくと安心です。

スペクターは維持費が安いですか?

自動車税は年25,000円で、V12モデルより年85,000円安くなります。燃料代の代わりにかかる電気代も、充電環境によっては抑えやすいです。ただ、保険や整備、23インチタイヤの費用は別にかかります。

会社の経費にできますか?

事業で使う割合や契約の形で扱いが変わるため、一概には言えません。顧問の税理士に、使い方を伝えて確かめておくのが確実です。

まとめ

この記事の要点
  • 確定する費用は自動車税で、V12は年110,000円、スペクターは年25,000円
  • 燃料代は「走行距離÷燃費×単価」で自分で出せる
  • 任意保険・整備・タイヤ・駐車場は、購入前に見積もりを取っておく
  • 正規販売店は6拠点なので、通いやすさも維持費に影響する
  • 手放す時の売却額も合わせて見ると、実際の負担が分かりやすい
ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

ロールス・ロイスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次