ロールスロイス スペクターの価格と航続距離|初のEVクーペを数字で

海沿いに停まる大型の2ドア高級クーペ

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『ロールスロイスにも電気自動車があるって本当?』と気になった方も多いはずです。それがスペクターで、ブランド初のEV(BEV)なんです。

結論から言うと、新車価格はスペクターが4,800万円から、ブラック・バッジ スペクターが5,614万円からです(車両本体・消費税込・日本発表時のメディア掲載値)。一充電の航続距離は530km(WLTP・初期型)になります。

この記事を読めば、スペクターの値段と実力、新しいシリーズIIとの違いが数字で分かります。

目次

ロールスロイス スペクターの値段はいくら?2つの仕様の新車価格

スペクターは2022年10月に本国で発表され、日本では2023年6月30日に発表されました。日本での納車は2023年の第4四半期から始まっています。

仕様新車価格(車両本体)日本での発表
スペクター4,800万円〜2023年6月30日
ブラック・バッジ スペクター5,614万円〜2025年4月18日

2つの差は814万円です。ここに内外装のビスポーク(特注)を足していくと、総額はさらに上がります。

スペクターの値段の要点
  • スペクターは4,800万円から
  • ブラック・バッジ スペクターは5,614万円から
  • 2026年6月に本国で発表されたシリーズIIの日本価格は、まだ発表されていない

ほかのロールス・ロイスと比べるとどの位置?

現行のラインアップで見ると、スペクターはカリナン(4,645万円〜)とブラック・バッジ カリナン(5,415万円〜)の間に入ります。一番安いゴースト(3,875万円〜)より925万円高い位置です。

全モデルの並びはロールス・ロイスの新車価格一覧、SUVとの違いはカリナンの価格とモデルの違いで見てみてください。

スペクターの航続距離と性能は?数字で見るEVクーペ

『EVのロールス・ロイスって、どこまで走れるの?』というのが一番気になるところですよね。初期型スペクターの主な数字を並べてみます。

項目スペクター(初期型)
動力前後2モーターの電気自動車
駆動方式4WD
最高出力/最大トルク430kW(584PS)/900Nm
0-100km/h4.5秒
最高速度250km/h(電子制御)
バッテリー容量102kWh
一充電航続距離530km(WLTP)
電費22.2〜23.6kWh/100km(WLTP)
乗車定員4人
タイヤ前255/40R23・後295/35R23

大きさは全長約5.5m・全幅約2.0m・車重約2.9tです。2ドアのクーペなのに、ゴーストとほぼ同じくらいの大きさがあるんです!

ほかにも、4輪操舵や空気抵抗の少ないボディ(Cd値0.25)が特徴です。ボンネットのスピリット・オブ・エクスタシーも、空気の流れを考えた新しいデザインになっています。

航続距離はWLTPの値

530kmは欧州などで使われるWLTPの値です。日本仕様のWLTCモードの数値は確認できていません。実際に走れる距離は、気温やエアコン、走り方で変わります。

エンブレムの仕組みが気になる方はスピリット・オブ・エクスタシーの記事も見てみてください。

スペクターの価格と航続距離・性能をまとめた図解

スペクターとゴースト、どちらを選ぶ?

スペクターを考える時、同じくらいの大きさのゴーストと迷う方もいるはずです。2台を並べると、使い方の違いがはっきりします。

項目スペクターゴースト シリーズII
新車価格4,800万円〜3,875万円〜
ボディ2ドアクーペ4ドアセダン
乗車定員4人5人
動力電気(584PS)6.75L V12(571PS)
自動車税年25,000円年110,000円

『2ドアでも4人乗れるなら十分では?』と思う方もいますよね。ただ、後席への乗り降りは前の席を動かす手間があるので、後ろに人を乗せる日が多いならゴーストのほうが楽です。

一方で、2人で乗ることが中心で、静かなEVの走りを味わいたいならスペクターがぴったりです。ゴーストの仕様はゴーストの価格と選び方で詳しく見ています。

ブラック・バッジ スペクターは何が違う?

ブラック・バッジ スペクターは、2025年4月18日に日本での展開が発表された派生モデルです。納車は2025年第3四半期からの予定とされていました。

項目スペクターブラック・バッジ スペクター
新車価格4,800万円〜5,614万円〜
最高出力430kW(584PS)485kW(659PS)
最大トルク900Nm1,075Nm
0-100km/h4.5秒4.3秒

ブラック・バッジのトルクの数字は、スピリテッド・モードという走りを高めるモードを使った時の値です。航続距離は報道で数字が分かれているため、ここでは出していません。

標準のスペクター
  • 4,800万円からで814万円安い
  • 静かで滑らかな乗り味を楽しめる
  • 色や内装を上品に仕立てやすい
ブラック・バッジ スペクター
  • 5,614万円からと高い
  • 黒基調の外観で個性が強い
  • 走りの力強さを重視する人向け

ブラック・バッジ全体の考え方は、ブラック・バッジとはで詳しく見ています。

スペクター シリーズIIとは?日本の価格はまだ未発表

2026年6月3日、本国でスペクター シリーズIIが発表されました。見た目の変化はごく小さく、中心はバッテリーとモーターの進化です。

項目スペクター(初期型)スペクター シリーズII
最高出力430kW(584PS)442kW(601PS)
最大トルク900Nm1,015Nm
航続距離(WLTP)530km最大628km
バッテリー102kWh正味約112kWh
日本価格4,800万円〜未発表

航続距離は最大628kmで、初期型より18%ほど伸びています。充電にかかる時間も、最大で14%短くなったとされています。

スペクター初期型とシリーズIIの性能と価格の違いを並べた図解

ブラック・バッジ スペクター シリーズIIは、最大500kW(680PS)・1,100Nmです。こちらも日本での価格と導入時期は発表されていません。

「いま注文できるのはどちらか」を確かめる

シリーズIIの日本価格と導入時期は、2026年10月時点で未発表です。購入を考えている方は、正規販売店でいつ注文でき、いつ届くのかを確かめてみてください。

例えば、販売店ではこんなやりとりになるかもしれません。

「シリーズIIを待ったほうがいいですか?」
「日本の価格と時期が出ていないので、出た段階で比べてみるのがおすすめです」

『どうせ買うなら新しいほうが』と思うのは自然です。ただ、待つ時間と価格の差を見てから決めても遅くはありません。

ロールスロイスのクーペ・EVを選ぶ前に知っておきたいこと

いま新車で買えるロールス・ロイスの2ドアは、スペクターだけです。2ドアクーペのレイスと4人乗りオープンのドーンは、2023年に生産を終えました。

直接の後継はなく、2ドアの役割はスペクターが引き継いだ形になっています。レイスやドーンが気になる方は、レイス・ドーンの記事で中古の選び方を見てみてください。

ちなみに、ロールス・ロイスにハイブリッド車はありません。エンジン車は6.75L V12、電気自動車はスペクターという分かれ方です。

ロールス・ロイスは以前、2030年までに全モデルを電気自動車にする方針を発表したと報じられています。最新の方針がどうなっているかは、公式の発表で確かめるのが確実です。

項目スペクター(EV)エンジン車(V12)
自動車税(種別割)年25,000円年110,000円
燃料電気ハイオク
ドア2ドア4ドア・5ドア

自動車税はEVの最小区分なので、V12のモデルより年85,000円少なくなります。重量税は登録時期と車両重量で変わるので、ここでは額を出していません。

EVを選ぶ前に確かめたいこと
  • 自宅に充電設備を置けるか(集合住宅なら管理組合の確認も)
  • よく走る道のりで、充電する場所があるか
  • 全長約5.5m・全幅約2.0mが駐車場に入るか
  • 後席に人を乗せる頻度(2ドアで乗り降りに手間がかかる)

スペクターが合う人・合いにくい人

ここまでの数字を、使い方に置きかえてみます。自分の毎日の使い方と照らし合わせてみてください。

スペクターが合いやすい人
  • 2人で乗ることが中心
  • 自宅で充電できる
  • 静かで滑らかな走りを一番に味わいたい
  • 遠出は1回の移動で500km前後までが多い
スペクターが合いにくい人
  • 後席に人を乗せる日が多い
  • 自宅や職場に充電設備を置けない
  • 充電を気にせず長距離を走りたい
  • 荷物を多く積んで出かけることが多い

合いにくい側に当てはまるものが多いなら、エンジン車のゴーストやカリナンのほうが気楽に付き合えるかもしれません。

中古のスペクターと、見積もりを取る前の準備

スペクターは2023年に日本で納車が始まったばかりなので、中古の台数はまだ多くありません。中古の値段は仕様と走行距離で大きく変わるため、ここでは金額を出していません。

EVの中古で気になるのは、バッテリーの状態ですよね。点検記録や保証の残りを、販売店で確かめておくと安心です。売る時の値段の考え方はリセールバリューの記事で見ています。

『中古でも安心して買える方法はある?』という方は、正規販売店の認定中古車「プロビナンス」も選択肢になります。

保証の中身は車ごとに違うので、何年・何kmまで対象かを契約前に確かめておきましょう。認定中古車の考え方は認定中古車は買いかで詳しく見ています。

見積もりまでの流れ
  1. 標準とブラック・バッジのどちらにするか決める
  2. 初期型を今買うか、シリーズIIの日本発表を待つか考える
  3. 自宅の充電設備と駐車場を確認する
  4. 下取りに出す車があれば相場を調べておく
  5. 正規販売店で見積もりを取り、総額で比べる

新車の値引き額は公表されておらず、断定できるものではありません。交渉の順番はロールス・ロイスの値引き相場と交渉の順番で解説しています。

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

ほかのモデルとどちらにするか迷っている方は、カリナン・ゴースト・ファントム・スペクターの選び方も参考にしてみてください。

よくある質問

ロールスロイス スペクターの新車価格はいくらですか?

スペクターが4,800万円から、ブラック・バッジ スペクターが5,614万円からです(車両本体・消費税込)。ビスポークで総額は上がります。

スペクターの航続距離はどれくらいですか?

初期型は一充電530km(WLTP)です。2026年6月に本国で発表されたシリーズIIは最大628km(WLTP)とされています。

スペクター シリーズIIは日本でいつ、いくらで買えますか?

2026年10月時点で、日本の価格と導入時期は発表されていません。正規販売店で最新の情報を確かめてみてください。

ロールスロイスにハイブリッド車はありますか?

ハイブリッドの設定はありません。電気自動車はスペクターで、ほかのモデルは6.75L V12のエンジン車です。

スペクターの自動車税はいくらですか?

電気自動車なので、自動車税(種別割)は年25,000円です。

まとめ

この記事の要点
  • スペクターは4,800万円から、ブラック・バッジは5,614万円から
  • 初期型は584PS・102kWh・航続距離530km(WLTP)の4人乗りクーペ
  • シリーズIIは最大628km(WLTP)に伸びたが、日本価格は未発表
  • 自動車税は年25,000円で、V12モデルより年85,000円少ない
  • 新車で買える2ドアのロールス・ロイスはスペクターだけ
ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

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