ロールスロイス ファントムの価格は?標準とエクステンデッドの違い

ホテルの車寄せに停まる長い高級セダン

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『ロールスロイスの一番上のモデルって、いくらするの?』と気になって調べている方も多いですよね。その答えがファントムです。

結論から言うと、新車価格はファントム シリーズIIが6,050万円から、ファントム・エクステンデッド シリーズIIが7,007万円からです(車両本体・消費税込・日本発表時のメディア掲載値)。エクステンデッドは、いまカタログに載っているロールス・ロイスで一番高いモデルになります。

この記事を読めば、2つの仕様の違いと、ファントムを選ぶ理由が数字で分かります。

目次

ロールスロイス ファントムの値段はいくら?2つの仕様の新車価格

いま新車で選べるのは、8代目(ファントムVIII)の改良版であるシリーズIIです。2022年5月に本国で発表され、2022年10月20日に日本で初公開されました。

仕様新車価格(車両本体)全長
ファントム シリーズII6,050万円〜5,770mm
ファントム・エクステンデッド シリーズII7,007万円〜5,990mm

2つの差は957万円です。この差でホイールベースが220mm伸び、後席の足元がさらに広くなります。

ファントムの値段の要点
  • 標準のファントム シリーズIIは6,050万円から
  • エクステンデッドは7,007万円からで、現行カタログで一番高い
  • ビスポークで内外装を仕立てると、総額はさらに上がる

ロールス・ロイス全体の価格の並びは、ロールス・ロイスの新車価格一覧で見ると位置がよく分かります。

ファントムはほかのモデルと比べてどれくらい高い?

同じセダンのゴースト シリーズIIは3,875万円からです。ファントムはゴーストより2,175万円高く、SUVのカリナン(4,645万円〜)と比べても1,405万円高くなります。カリナンの仕様と価格はカリナンの価格とモデルの違いで見ています。

『同じV12なのに、なぜそこまで違うの?』と感じますよね。ファントムは後席に乗る人のために、静かさ・乗り心地・室内の仕立てを一番に作られているからなんです!

標準とエクステンデッドは何が違う?220mmの差

エクステンデッドは、ホイールベースを220mm伸ばした後席重視の仕様です。以前は「EWB」と呼ばれていて、中古車ではいまもこの名前で載っていることがあります。

項目ファントム シリーズIIファントム・エクステンデッド
新車価格6,050万円〜7,007万円〜
全長5,770mm5,990mm
ホイールベース3,552mm3,772mm
車両重量2,700kg2,750kg
乗車定員5人5人

全長は約6mになります。『リムジンみたいに長い車が欲しい』という方には、エクステンデッドが一番近い選択肢です。

ただし、乗車定員はどちらも5人です。「6人乗り」のような仕様はカタログにはありません。

エクステンデッドを選ぶ理由
  • 後席の足元がさらに220mm広い
  • 運転手付きの送迎で、後席がくつろげる
  • 現行で一番格上のロールス・ロイスになる
エクステンデッドで気をつけたい点
  • 全長が5,990mmで、停められる場所が限られる
  • 標準より957万円高い
  • 自分で運転する場面には向きにくい

例えば、購入の相談ではこんなやりとりもよくあります。

「後ろに乗るのは私だけなんですが、エクステンデッドまで必要ですか?」
「足を組んで新聞を広げたいならエクステンデッド、普通に座れれば十分なら標準でも広いですよ」

後席の広さは、数字より実際に座ったほうがはっきり分かります。試乗の時は、ぜひ後ろにも座ってみてください。

もうひとつ見ておきたいのが、乗り降りのしやすさです。後席のドアの開き方や足元の段差は、長く使うほど効いてきます。家族やゲストを乗せる機会が多いなら、その人にも一度座ってもらうと決めやすくなりますよ。

ゴースト・エクステンデッドとはどう違う?

後席重視のロールス・ロイスは、ファントムだけではありません。ゴーストにもホイールベースを伸ばしたエクステンデッドがあります。

項目ファントム シリーズIIゴースト・エクステンデッド シリーズII
新車価格6,050万円〜4,480万円〜
全長5,770mm5,715mm
全高1,646mm1,570mm
駆動方式FRフルタイム4WD

全長はほとんど同じなのに、価格は1,570万円違います。ファントムは背が76mm高く、乗り込んだ時の天井の高さと、たたずまいの重厚さが違うんです。

『後ろに乗れればどちらでもいい』という方なら、ゴースト・エクステンデッドも十分な選択肢になります。違いはゴーストの価格と選び方で詳しく見ています。

ファントムのサイズと中身は?数字で見る最上級サルーン

ファントムは、ロールス・ロイスの中でも特に大きなモデルです。シリーズIIのカタログ値(メディア掲載)を並べてみます。

項目ファントム シリーズII(標準)
全長5,770mm(エクステンデッドは5,990mm)
全幅2,018mm
全高1,646mm
ホイールベース3,552mm
エンジン6.75L V12ツインターボ(571PS/900Nm)
駆動方式FR(後輪駆動)
変速機8速AT
タイヤ前255/45R22・後285/40R22

ここで大事なのは、ファントムだけが後輪駆動(FR)だということです。カリナンとゴーストは4WDなので、ここは大きな違いになります。

トルクは900Nmで、ゴーストやカリナンの850Nmより少し大きい数字です。重い車体を、静かに力強く動かすための味付けなんです。

駐車場と道幅は先に確かめる

全幅は2,018mmあり、ゴーストやカリナンの2,000mmよりさらに広いです。自宅の駐車場や、よく行く建物の車寄せに入るかを先に確かめておきましょう。

燃費はWLTCの数値が国内カタログに載っていないため、ここでは出していません。燃料代の目安は実燃費の記事を見てみてください。ほかのモデルとの大きさの比較はサイズ一覧にまとめています。

ファントム標準とエクステンデッドの価格とサイズの違いを示した図解

シリーズIIで何が変わった?内装と見た目のポイント

シリーズIIは、2017年に登場した8代目の改良版です。走りの中身は大きく変えず、顔つきと光の演出が新しくなりました。

シリーズIIの主な変更点
  • パンテオン・グリルの上に、磨き上げたステンレスの水平ラインを追加
  • グリルが光るイルミネーテッド・グリルを採用
  • ヘッドライトに580個の星を刻んだ「ベゼル・スターライト」
  • 22インチの7スポークホイール

内装は、ロールス・ロイスの中でも特に手間をかけた仕立てです。レザーやウッドの種類、刺繍などをビスポークで細かく選べます。

天井に星空を映すスターライト ヘッドライナーも、ビスポークで選べる装備のひとつです。価格は公表されていないので、仕組みはスターライト ヘッドライナーとはで見てみてください。

後席の仕切りや特別な装備は相談で決まる

運転席と後席を分ける仕切りなど、後席の特別な仕立てはビスポークで相談して決める内容です。対応の可否や費用は仕様によって変わるので、正規販売店で確認してみてください。

モデル別の内装の質感の差は、ロールス・ロイスの内装を解説で詳しく比べています。

中古のファントムはどう選ぶ?世代の見分け方

新車の価格を見て、中古も考えたいという方もいるはずです。中古の値段は年式・走行距離・仕様で大きく変わるので、ここでは具体的な金額は出しません。

ファントムは歴史が長く、中古ではいくつもの世代が出てきます。BMW傘下になってからの2世代を押さえておくと探しやすいです。

世代時期ポイント
ファントムVII2003〜2017年BMW傘下で最初のファントム
ファントムVIII2017年〜(日本2018年1月発売)専用のアルミ骨格に一新
ファントムVIII シリーズII2022年日本初公開〜光るグリルやベゼル・スターライト

ファントムVIII以降は、「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」という専用のアルミ骨格を使っています。BMWとは別の骨格で作られているんです。

ファントムVIIとVIII、シリーズIIの見分け方をまとめた図解
中古のファントムで確かめたいこと
  • VIIかVIIIか、VIIIならシリーズIIか(車検証の年式で確認)
  • 標準かエクステンデッド(旧EWB)か
  • 正規販売店での整備記録が残っているか
  • 認定中古車「プロビナンス」か、一般の中古車か

昔のファントム(I〜VI)は旧車の扱いになります。相場の見方は旧車・名車の相場、中古全体の選び方は中古車の選び方で見てみてください。

ファントムの維持費と、見積もりを取る前の準備

ファントムは6.75Lなので、自動車税(種別割)は年110,000円です(2019年10月以降の登録。2019年9月以前は年111,000円)。重量税は登録時期と車両重量で変わるので、額は出していません。

『税金よりも、ほかの出費のほうが気になる』という方も多いですよね。22インチのタイヤ、任意保険、正規販売店での点検は、車両価格に見合った金額になりやすいところです。

出費目安の考え方
自動車税年110,000円(2019年10月以降登録)
タイヤ前255/45R22・後285/40R22で、前後でサイズが違う
燃料ハイオク。WLTC燃費は非公表
任意保険車両保険の額と運転する人の条件で大きく変わる
運転手運転手付きで使うなら、その人件費も別にかかる

前後でタイヤのサイズが違うので、前後を入れ替えて長持ちさせる使い方はできません。交換の費用はタイヤサイズと交換費用で見ています。

見積もりまでの流れ
  1. 標準とエクステンデッドのどちらにするか、後席に座って決める
  2. 内装・色・スターライトなど、ビスポークで何を入れるか考える
  3. 駐車場と車寄せに全長・全幅が収まるか測る
  4. 下取りに出す車があれば相場を調べておく
  5. 正規販売店で見積もりを取り、総額で比べる

新車の値引き額は公表されておらず、断定できるものではありません。交渉の進め方はロールス・ロイスの値引き相場と交渉の順番で解説しています。

ロールス・ロイス買いたいドットコム

ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ロールス・ロイスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

まずは運転手付きの送迎で乗ってみたい方は送迎・レンタルの料金、年間の費用は維持費の内訳も参考にしてみてください。

よくある質問

ロールスロイス ファントムの新車価格はいくらですか?

ファントム シリーズIIが6,050万円から、ファントム・エクステンデッド シリーズIIが7,007万円からです(車両本体・消費税込)。

ファントムは一番高いロールス・ロイスですか?

カタログに載っている現行モデルでは、ファントム・エクステンデッドの7,007万円からが一番高い価格です。コーチビルドの一点物は価格が公表されていません。

ファントムのサイズはどれくらいですか?

標準で全長5,770mm・全幅2,018mm・全高1,646mmです。エクステンデッドは全長5,990mmになります。

ファントムは何人乗りですか?

標準・エクステンデッドとも5人乗りです。

ファントムの燃費はどれくらいですか?

WLTCモードの燃費は国内カタログに載っていません。燃料はハイオクです。

まとめ

この記事の要点
  • ファントム シリーズIIは6,050万円から、エクステンデッドは7,007万円から
  • エクステンデッドはホイールベースが220mm長く、全長は5,990mm
  • ファントムだけがFR(後輪駆動)で、トルクは900Nm
  • シリーズIIは光るグリルやベゼル・スターライトが加わった
  • 中古はVIIとVIIIで骨格から違うので、世代を確かめる
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ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

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